キラズ山 |
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標 高 | 1,187.8m | |
所在地 | 上新川郡大山町、大沢野町、岐阜県神岡町 | |
登山口 | アプローチ | 富山側から行くと41号線の猪谷でJRの猪谷駅から降りてきている道との交叉点を左折してすぐの橋を渡り右側が舟渡登山口でで左へ行くと小糸登山口。舟渡からはすぐに山道になるが、小糸登山口からは林道をかなり上まで登ることが出来る。 |
所要時間 | 41号線猪谷から舟渡へは車で3分、小糸へは車で5分 | |
単純標高差 | 950m(舟渡登山口〜頂上)、587m(舗装林道〜頂上)、315m林道終点〜頂上 | |
登山日 | 2002年12月30日 | |
天 候 | 晴れ後曇り | |
同行者 | 高木、中林 | |
参考コースタイム 富山県の山(山と渓谷社) | 舟渡(30分)林道出会い(30分)作業路入口(60分)登山口(60分)頂上(140分)舟渡 | |
コースタイム | 舟渡林道入口(180分)旧林道交叉点(110分)舟渡 |
先週(12月21日と23日)2回行って2回とも頂上に立てなかったキラズ山に向かった。会社の仲間、高木と中林の二人と41号線の大型スーパー「キャロット」の駐車場で8時に待ち合わせる。先週行った後に雪が降ったがどの程度積もっているか不明。先週は600m地点まで、車で行く事が出来たが、今回は最悪240mからの歩きになるかもしれない。 小糸へ行ってみると林道は除雪されていず駐車スペースもない。舟渡の林道入口へまわるが同じ状態である。林道入口にある民家の庭先に車を停めて歩くことにする。実はこの家は母の実家である。叔父と叔母が心配する中、8時40分、標高240m地点を出発。ドリンク剤をごちそうになり「そんな所へ何しに行くんだ?」に答える言葉がなかった。 雪はかなり重くなっている。9時30分に小糸からの林道の合流点に出る。 以前は牛舎があった牧場跡だ。牛舎の汚水が小糸部落へ流れるので廃止されたと聞いている。その後、栗の栽培がされたという話も聞いたが、今はその跡形もない。 洞山、西新山、大高山がきれいだ。遠くにソンボ山も見える。真正面にあった洞山に代わり大高山が目の前に誇らしげに迫ってくる。3月に登る山の一つとして心の中のリストに加える。 3本目の高圧線を越えたあたりで道は旧林道と交差している。雪道の林道は距離の割に標高が稼げないので、距離の短い旧林道を選ぶ。 11時40分、再び新林道と交差する標高600mの地点に出る。ややバテ気味で、この時点で頂上も稜線もあきらめる。 車で来て、ここをスタートと考えていたのが終点となってしまった。もう少し先にある展望台まで行って食事を取る事にする。先週21日に間違えて来た所である。 風邪が強いので竣工記念の石碑の裏で食事を取った。紙パックのお酒、サラミソーセージ、おにぎり、ミニカップ麺。気がついてみると空は厚い雲で覆われていた。 13時25分、出発。踏み跡が登りとピッチが合わず歩きにくい。日陰の雪の柔らかい所ではトレースを無視して歩く。15時20分、スタート地点に戻る。コーヒーやバナナをご馳走になり舟渡を後にする。 「次回は舟渡の直登コースにしよう」と提案した返事はなかった。「今度は頂上に登れる山にしましょう」の言葉と共に解散。 この山行きが夏から始めた山登りの2002年の登り納めとなった。 |
牧場跡 |
牧場跡と大高山 |
膝下までのラッセル 先頭が高木で2番手が中林 |
林道は距離の割に標高が稼げない |
右に洞山と左奥に961mピーク |
右側が西新山左は西新山より高いが無名峰 |
大高山 |
遠くに見えるのはソンボ山だろうか?漆山岳だろうか? |
小糸からの林道との合流点から見る牧場跡付近 |
手入れされた杉の植林 |
道の彼方に見えるキラズ山 |
キラズ山のアップ 登山道が見えるような気がする |