祖 父 岳 |
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標 高 | 832m 登山口555m | |
所在地 | 八尾町 | |
谷折登山口 | アプローチ | 八尾町から野積側を上り、布谷で橋を渡る。そのまま谷折川を15分ほど上ると左側に橋があり祖父岳が見える。 |
所要時間 | 八尾から40分 | |
単純標高差 | 276m | |
登山日 | 2002年7月20日 | |
天 候 | 快晴 | |
同行者 | 単独 | |
参考コースタイム 富山山歩き(シーエーピー) | 谷折登山口(50分)頂上(20分)谷折登山口 | |
参考コースタイム 富山県の山(山と渓谷社) | 谷折登山口(50分)頂上(30分)谷折登山口 | |
コースタイム | 谷折登山口(40分)頂上(27分)谷折登山口 |
登山を始めた記念すべき山だった。それまでも白木峰に登ったこともあり、夫婦山に登ったこともあった。勿論職場である立山は何回も登っている。もっと以前には、剣岳と立山三山の日帰り縦走もやったことがあるし、立山から上高地に抜けたこともある。 それらは単発であったし、その後に続かなかった。ただそれだけの山登りだった。 祖父岳に登った動機は単純だった。会社の部内で白山登山の話が持ち上がった。「白山に登らずして立山を語るな!」と言うのがそもそもの発端だった。日程などを打合せしているうちに他の部も誘おうと言うことになり、だんだん人数が増えていった。女性も参加しそうな勢いであった。大変なことになったと、慌てて体力作りにかかったのである。言い出しっぺは私だったのだ。 7月20日、海の日、暑い日だった。大長谷経由で谷折峠より祖父岳の全貌を眺めてから谷折に入る。竹原家の前にある登山者用の駐車場に車を停める。コンビニで買ってきた缶ビールやおにぎりが八方スチロールの箱に入っている。 頂上で冷たいビールが飲みたいので、そのままデイパックのリュックに詰めようとするがチャックがしまらない。紐で縛り付けて、なんとか担げるようにする。リュックというより発砲スチロールの箱をしょっているようだ。みっともないが花より団子、かまわず9時25分出発。 多分急登なのだろう。経験が少ないのでなんとも言えない。暑さで汗がほとばしる。ジーパンが汗で濡れて腿にからみつき、膝があがらない。10時5分、832mの頂上に出る。 誰もいないのでパンツ一枚になる。気持ちが良い。冷たい缶ビールで乾杯。近頃では味わったことのない最高の味だった。このためだけに山に登ってもいいと思った。 頂上は刈開けてあり、南側以外はよく見える。西は牛岳や高峯、北は富山平野から富山湾、東は夫婦山から戸田峰。50分ほどいて11時52分下山開始。足がもつれそうになりながら11時20分、車に到着。足腰の弱さを痛感。 この後、8月に入ってから毎週のように山に行くようになった。 記念すべき山行きであった。 |
![]() 谷折り部落入口の橋 |
![]() 家の前の駐車場 |
![]() 登山口への看板 |
![]() 100m程上から見下ろす駐車場 |
![]() 途中にあった大きな杉の木 |
![]() 急な斜面にはロープがある |
![]() タマゴダケ ゆで卵によく似ている 食用になるらしい |
![]() タマゴダケ これに白いぶつぶつがついていると紅天狗ダケで毒ゴケになる |
![]() 広畑小学校(廃校)の登山記念 |
![]() 頂上の標柱 |
![]() 三等三角点 |
![]() 東側には夫婦山と松瀬部落 |