夫 婦 山 |
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標 高 | 784.1m | |
所在地 | 富山県婦負郡八尾町 | |
小井波登山口 | アプローチ | 八尾町から久婦須川に沿って南下し、桐谷に入り、村の入口近くで右折。久婦須川を渡り、松瀬峠を超え、下ったところが小井波登山口 |
所要時間 | 八尾町久婦須橋から車で約30分 | |
単純標高差 | 328m(小井波登山口〜男峰)280m(小井波登山口〜女峰) | |
地 図 | カシミール | |
登山日 | 2003年1月1日 | |
天 候 | 快晴 | |
同行者 | 単独 | |
参考コースタイム 富山県の山(山と渓谷社) | 登山口(50分)松瀬峠(15分)男峰 (15分)松瀬峠(15分)女峰(15分)松瀬峠(30分)登山口 | |
コースタイム | 登山口(90分)松瀬峠(30分)登山口 |
朝、あまりにも天気がよいので正月から不謹慎だとは思ったが近くの山まで偵察に出た。 10時半頃に家を出て、コンビニに寄ってお茶とおにぎりと缶ビールを仕入れ、小井波に向かう。 雨合羽やリュックカバーはリュックに入ったままだが大して重くもないのでそのままにしている。 |
車を空き地にデポ |
登山口の標識 |
11時15分、小井波に到着、登山口の駐車場は雪で入れず、手前のちょうどいい場所に除雪された場所があったので、そこに車を停めて支度をする。 11時35分、登山口まで数百mぐらい手前で和かんをつけ歩き出す。11時40分、登山口を出発。登山口の看板が半分ぐらい雪に埋もれている。和かんで20〜30cm程もぐる程度の積雪。 林道を約10分程歩くと左側に歩道の入口があり、杉林の中を夏道と思われるところを歩く。 |
林道との交差点の標識 |
最後に見た赤い布 |
12時5分、林道との交叉点に出る。また杉林の中を歩くが最後に見た赤い布から左へ左へとそれていったらしい。急登するうちに峠と思える稜線に青空が見えたので急いで登ってみると風景が全然違う。磁石を見ると南を向いている。一瞬頭の中がパニック状態となる。 どうやら男峰の小尾根のどこかに出たらしい。最後に見た赤い布の場所まで戻り道を探すが見つからない。右下の方に開けた場所があるので、そこまで降りてみるが道は解らない。 |
松瀬峠に出る瞬間(足跡はカモシカと兔) |
祖父岳と高峯 |
もう一度赤い布の所まで戻り、峠と思われる方向へ向かって歩くが、道と思えるところはない。夫婦山と馬鹿にして地図を持ってこなかった事を悔やむが手遅れである。斜めに右へ右へと登り、やっと峠を見つけ、赤い布も発見。 最後の急登は腰までの雪を手でかき分けながらの登りであった。 |
白木峰とその支尾根のピーク |
遠く立山連峰 |
13時10分、松瀬峠到着。登山口から1時間半もかかった事になる。峠はカモシカと兔に踏み荒らされていた。目の前に祖父だけがきれいに見える。 その右奥に高峯。左には白木峰とその尾根筋のピークが見えるが、そのピークは戸田峰のようにも見える。松瀬峠からは戸田峰は男峰の陰になって見えない。 後ろを振り返れば立山連峰と富山平野が見え、手前に小さく楡原御鷹山などが見える。 男峰へ登りかけるが、いきなりの急登に負けて断念。正月でもあるし、今日は偵察だけにして昼食とする。 |
富山平野 |
松瀬峠での昼食 (雪の下に見えるのは夏のベンチ) |
汗を掻いた体に風邪が冷たく、セーターとウインドーブレーカーを着込む。写真を撮ったりコーヒーを湧かしたりで1時間ほど遊び、14時13分、松瀬峠を出発。14時44分、登山口。14時53分、車に到着。 もう1時間早く出ていれば男峰まで行けたかもしれないなどと、反省しながら帰る。だが、多分男峰は危険だろう。 |
松瀬峠(女峰側から) |
松瀬峠 |