夫 婦 山



小井波峠からの眺め(2003年1月13日)

標 高784.1m
所在地富山県婦負郡八尾町
小井波登山口 アプローチ八尾町から久婦須川に沿って南下し、桐谷に入り、村の入口近くで右折。久婦須川を渡り、松瀬峠を超え、下ったところが小井波登山口
所要時間八尾町久婦須橋から車で約30分
単純標高差328m(小井波登山口〜男峰)280m(小井波登山口〜女峰)
登山日2003年1月13日
天 候快晴
同行者単独
参考コースタイム
富山県の山(山と渓谷社)
登山口(50分)松瀬峠(15分)男峰
(15分)松瀬峠(15分)女峰(15分)松瀬峠(30分)登山口
コースタイム登山口(80分)女峰(35分)登山口



車の駐車場所からの男峰
 

登山口の看板
 
 今日もいい天気なので近くの山に行ってみることにする。午後の3時までに太閤山の左義長に行かなければいけないので遠くへは行けない。元旦に敗退した夫婦山に行くことにした。
 コンビニ経由で桐谷に向かう。途中道路が凍結していて緊張する。小井波に着いてすぐ前回の駐車場所に車を停め、11時20分、身支度を終え出発。登山口の手前300m程でかんじきを履く。雪はややクラスト状態で歩きにくい。
 10時32分、460m地点の登山口を出発。登山口の看板は頭が出ている程度で正月よりは20〜30cm程多いようだ。10時55分、林道から左折して歩道に入る。が、すぐに道を失う。


途中林道との交叉点の看板
 

峠とは違う尾根
 
 今日は、出がけにカシミールで地図を印刷してきたの磁石で方向を確かめる。
 だが最初に林道と歩道の交わる地点では30m程左側(上部)に出てしまう。林道を下り登山道に戻るが、すぐに又、道が分からなくなる。やがて見覚えのある松瀬峠下の広場に出た。
地図を見るが5万分の1の地図ではよく分からない。前回は左へ行きすぎて男峰の支尾根に出てしまったし、先ほども左に行きすぎた。どうも左に行く癖があるようだ。
 広場から見た感じでは峠と思われるところが2個所ある。左側の方が峠に見えるのでそちらに向かって歩き始めるが、近づくにつれ違うような気がして右に向かう。前回、かなり右へ修正した事が頭をよぎったからかもしれない。


途中から眺めた富山平野
 

峠から見下ろす途中の広場
 
 だが、やがて急登を続けるうちに変だと気づいた。最後の登りが崖になっている。 引き返そうかと思ったが所々雪がついているし、ブッシュもあるのでなんとかなると判断。
 ブッシュで体重を支えながら足場の雪を堅め、腕の力で登る。最後はブッシュもなくなり雪面に腕を突き刺して登り切る。
 松瀬峠と女峰の中間ぐらいに出たようだ。左に行く癖があると思ったのが間違いの原因だったらしい。そのまま女峰に向かう。
 夏道はなだらかで快適な尾根道だったのに雑木だらけで歩きにくい。それでも10分ほどで11時54分、標高740mの頂上に着く。


女峰頂上の標識
 

女峰からの富山平野
 
 松瀬峠と女峰の中間ぐらいに出たようだ。左に行く癖があると思ったのが間違いの原因だったらしい。そのまま女峰に向かう。
 夏道はなだらかで快適な尾根道だったのに雑木だらけで歩きにくい。それでも10分ほどで11時54分、標高740mの頂上に着く。


女峰からの立山連峰
 

女峰からの立山連峰
 
 時間がないのでストーブは使わずポットのお湯でスープを作る。富山平野から立山連峰がきれいだ。コーヒーを飲み干して、12時30分、女峰頂上出発出発。
兔の足跡しかない松瀬峠を見下ろすのは不思議な感じだ。本来ならここに自分の足跡があるはずなのに....急な下りを小走りに駆け下り登りの踏み跡をたどり13:05車に到着。
 太閤山の左義長には十分、間に合いそうなので、ゆっくりもう一杯、コーヒーを味わった。


女峰から男峰を見る 後ろは戸田峰
 

足跡のない松瀬峠