栂池自然園



栂池自然園を行く山の神(2005年7月24日撮影)

所在地長野県白馬村
栂池登山口 アプローチ栂池スキー場からゴンドラとロープウエイを乗り継ぐ
標   高1800m〜2000m
歩行距離約7Km
入園日2005年7月24日
天 候曇り
同行者村上、山の神


 週末に栂池自然園への運転手をたのまれた。土曜日は中林と常念岳へ行く計画だったので日曜日に行くことにする。
 常念岳は緊急の出社命令で中止になる。(朝の3時に車の中で携帯をチェックして出社命令を確認) 前の晩に「アイランド」の試写会で携帯をマナーモードにしたままだったのがいけなかった。中林を含め3人から不在通信とメールが残っていた。


木道とコバイケイソウ
 

早朝はまだ入園者も少ない
 
 家族サービス不足を自認している身としてはまたとないチャンスだ。村上さんに山の神同行の許可を得る。
 朝5時に村上宅前に集合して北陸高速に乗り入れる。栂池のゴンドラは6時半始発だが栂池自然園を巡るだけなら慌てる必要はない。
 栂池ゴンドラ前の駐車場に車を停め、入園料を含めて往復3300円のチケットを買い、ゴンドラに乗り込んだ。7時だった。


クルマユリ
 

キヌガサソウ
 
 


イワイチョウ
 

ハクサンコザクラ
 
 


ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)
 

カラマツソウ
 
 


オニシモツケ
 

チングルマの種
 
 


コバイケイソウ
 

ツマトリソウ
 
 


タテヤマリンドウ 
 

ヒオウギアヤメ
 
 


オオシラビソ(アオモリトドマツ)
 

モウセンゴケ
 
 


エゾシオガマ
 

ワタスゲ
 
 入園者が少ないのは時間が早いからだろう。普通の入は7時頃からこんな所をうろうろはしない。ということは我々は...普通ではない...?
 遊歩道は所々で分岐していて全体像がつかめない。ヒオウギアヤメの群落から始まってクルマユリ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウと続く。ワタスゲも群落をなしていた。
 奥の方へ行くと遊歩道から登山道に変わり登りとなる。標高差で200m程登った。雪渓がまだ残っていてハクサンコザクラなどがまだ咲いていた。
 降りの細尾根は木道こそ付いていたが雰囲気は登山道そのもの。この標高差200mを辛いと思う人と、そうでない人は見ただけで分かるような気がした。


ニッコウキスゲの中を行く村上
 

地唐と木道
 
 以前にデジカメを落として壊した事があるのに、またしても落として壊してしまった。まだ半年も使っていないカメラだった。まったく学習能力がない。
 液晶にひびが入りまったく見えない。被写体に向けてシャッターを押せば撮れるのだがそれだけでは使い物にはならない。それでも後半はこの状態で撮った。
 修理に出しているヒマもないので富山に帰ってすぐ新しいカメラを買った。ペンタックスの Oputi WP。雨にも沢にも強い完全防水のカメラだ。
 山の神に借金までして買ったカメラ。 「2度あることは3度ある」にならないように気をつけよう。