唐堀山 |
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所在地 | 富山市細入村、岐阜県飛弾市 | |
杉原登山口 | アプローチ | 国道41号線猪谷から国道160号線を車で10分 |
登山口標高 | 275m | |
標 高 | 1160m | |
標高差 | 単純885m 累積(+)885m 累積(−)0m | |
沿面距離 | 2.5Km | |
登山日 | 2006年6月18日 | |
天 候 | 晴 | |
同行者 | 単独 | |
参考コースタイム 富山県の山(山と渓谷社) | 登山口(2時間30分)唐堀山頂上(1時間50分)登山口 | |
コースタイム | 登山口(2時間2分)唐堀山頂上<休憩50分、ススタケ採り18分>(58分)登山口 合計4時間8分<休憩他1時間8分含む> |
今週も体力維持のトレーニング登山となる。トレーニングといえども同じ山ばかりでは面白くない。ふと2年前に頂上に立てなかった唐堀山を思い出した。 昨年は山の神と旧国道を歩いて、道路崩壊のために引き返した。(後日、運休中のJRの鉄橋を渡ればいい事が分かった) |
国道360号線から右に入る |
50m程で右の階段を上りJRの線路に登る |
41号線を南下して猪谷から360号線へと分岐する。蟹寺から越路トンネルを抜けた加賀沢に登山口がある。 旧国道の分岐手前の広場に車を停めて身支度する。関係者以外立ち入り禁止の看板を見ないようにして?クサリをまたぐ。 50m程で頭上のJRのトンネルの出口(入口?)へと登る階段がある。これを登り、鉄橋を渡る。 いったんは宮川の右岸に渡るが次の橋を渡って左岸に戻る。鉄橋の終わりがトンネルの入口になっていて登山口となっている。トンネルから吹き抜けてくる冷たい風が気持ちいい。 |
高山線の鉄橋と左に国道360号線 |
360号線の旧道の復旧はいつになるのだろう |
9時45分、登山口(240m)を出発する。尾根通しの登山道もあるらしいが、そちらから登った話はほとんど聞かない。 右に沢(舟渡谷)を見ながら杉の樹林帯にジグを切っていく。杉に混じった沢クルミが涼しげだ。 最初の鉄塔までが一番長く、標高差は400mほどある。2番目の鉄塔から3番目、4番目の鉄塔まではそれぞれ100m、そして4番目の鉄塔から頂上までは200mほどで、約900mの標高差である。 最後の標高差50mは尾根から離れて左に水平の道となり右に直角に曲がって100mで頂上となる。頂上に立ったのは11時47分だった。 |
鉄橋を二つ渡った後のトンネルの横が登山口 |
新緑のブナ林はいつもでも美しい |
頂上の三角点の廻りは刈り開けてあるが視界はよくない。宴会に使われたのか、ススタケの皮が散乱している。 道は先の方へ続いているので辿ってみる。二手に分かれているので左の方へ行ってみた。道の先に鉄塔が見えた。鉄塔の巡視路のようだ。 三角点に戻って視界のきかないところでの乾杯となった。右にいっていればヘリポートがあったのだが左を選んだのが失敗だった。(帰ってから分かった) |
国道360号線の鮎飛、巣納谷の集落が見える |
プラスチックで出来た階段 |
ちょっと長くなったススタケの柔らかい先端部分だけを採ってきて食用にする。この先端部分のススタケを「シノビ」と言っている。(神岡では「裏折」) これが出がけの節の詰まった短いススタケより美味しい。歯ごたえと柔らかさ、香り、味、全てにおいて上である。 これはススタケに限ったことではなく、モウソウダケもウドもコゴミゼンマイも生長したものの方が美味しい。 料理屋で出されるような小さい未熟なものが尊重されているが、本当に美味しいものが食べたいと思ったら、ちゃんと成長したものを選ぶべきだ。 |
この標識の大きさは煙草箱二つ分ぐらい |
三角点にまでペンキを塗らなくても... |
携帯に電話が入る。山の神からだった。「買い物に行きたいから早く降りて来い」と言う。 低山に行っているときはすぐに降りてこられると思っているらしい。買い物なんか1人で行けばいいと思うのだが... まーそれはいい。 ただ、登山という非日常の世界に、買い物という日常が突然割り込んでくるのが許せない。しばらく返す言葉が見つからなかった。 |
茶色いのは全て宴会に使われたススタケの皮 |
登山口に戻る 向こうに見えるのは360号線 |
トレーニング登山でもあることだし、買い物に付き合うことにして急いでコーヒーを煎れる。 頂上の少し下の鞍部でシノビをリュックに入りきるぐらい(150本ほど)採り、12時55分、頂上を後にした。 13時53分、登山口に戻る。楽しみにしていたトンネルの涼しい風は、午前中とは風向きが逆になっていて出ていなかった。 |
ギンリョウソウ |
アマナ |
ドウダンツツジ? |
ミヤマザクラ? |