室堂〜一ノ越〜東一ノ越〜黒部平 |
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所在地 | 富山県立山町 | |
室 堂 | アプローチ | アルペンルート室堂 |
室堂標高 | 2430m | |
雄山標高 | 3015m | |
黒部平標高 | 1828m | |
雄 山 | 累積(+)570m 累積(−)570m | |
黒部平 | 累積(+)300m 累積(−)910m | |
沿面距離 | 雄山2.6Km 黒部平6.4Km | |
登山日 | 2008年8月22日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 会社の仲間と合計8名 | |
参考コースタイム 山と高原地図(旺文社) |
室堂(1時間)一ノ越(1時間)雄山(40分)一ノ越(45分)室堂 合計3時間25分 室堂(1時間)一ノ越(1時間)東一ノ越(1時間30分)黒部平 合計3時間30分 | |
コースタイム |
室堂(30分)一ノ越(26分)雄山<休憩30分>(13分)一ノ越(20分)室堂 合計2時間9分<休憩30分含む> 室堂(45分)一ノ越<休憩30分>(50分)東一ノ越<休憩20分>(1時間35分)<途中休憩15分>黒部平 合計4時間15分<休憩1時間5分含む> |
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恒例の立山清掃大会。11時からという中途半端な時間なので、開会式の前に雄山を往復した事があった。それ以来、個人的に雄山往復が恒例となった。 御来光登山の日の1日2回を含めると今年はもう5回目の雄山となる。こんなに登ったのは初めてだ。 |
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タイムアタックはしない。登山者が多くて邪魔なのと、リュックが重すぎる(8Kg)。何故か最近荷物が軽くならない。それでも頂上まで1時間を切る。 早く室堂に降りてもしょうがない。バスの中で読んでいた小説の続きを読む。(本なんて持ち込むから重くなるのだ) 名古屋の岩月が貸してくれた佐藤多佳子の「黄色い目の魚」。なんとなく気になって文庫本を買い、読みなおしている。独特の文体が妙に心地よい。 |
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雄山の頂上から東方向に1本の尾根が延びている。この尾根は2900mあたりで2つに分かれ、南に延びる尾根は東一ノ越へ、東へ延びる尾根は黒部平へと向かっている。この2つの尾根の間がロープウエイの架かっているタンボ平である。 |
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この東尾根から頂上をねらってみるのも面白いと思った。この東尾根を当社では北尾根と呼んでいる。ロープウエイの北側を走っているという位置関係から出た、当社だけに通じる呼び方である。一般的ではない。 |
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11時からの開会式を終え、11時15分スタート。天気もよく、美化清掃の4文字は頭から飛んでいた。 我々の担当区域は黒部平であって室堂平ではない。そもそも、ゴミ自体が落ちていない。←言い訳 |
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一ノ越から東一ノ越へは雄山のすそをトラバースしながら降る、快適な散歩道となっている。そしてお花畑でもある。 正面に後立山連峰、右手に龍王岳を見ながら行く。初めは急峻に見えていた龍王の東陵も位置を変えてみると大したことがないように見える。 確かに3年前、ザイルは出さずにフリーで登った。大したことはなかった。 |
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東一ノ越は広場になっていて、壊れたベンチがいくつもあった。以前は賑わった場所だったのだろう。 石垣も残っている。建物が建っていたようだ。トンネルバスとロープウエイが出来てから廃れたのだろうか?個人的に責任を感じる必用はないのだが、何となく後ろめたい。 |
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東一ノ越から東南東の方向へ約200m行ったところが2512mピーク。踏み跡があり、ハイマツ帯も刈り分けた登山道がかすかに残っていた。 このピークも広場となっていて、展望は東一ノ越に勝る。お弁当を広げるには絶好の場所となっている。 |
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東一ノ越から急降するとすぐに雷殿への分岐となる。だが雷殿への登山道は通行禁止になっている。廃道となって久しい。 黒部平への登山道も通る人が少ないようで、草が生い茂ったところが何ヶ所もあった。壊れた階段もそのままになっている。 乗物に乗れば30分もかからないコース(室堂〜黒部平)を3時間も4時間もかけて歩く気にはなれないのかもしれない。 |
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15時35分、黒部平に到着する。一ノ越から東一ノ越にかけてのお花畑。東一ノ越の廃墟や広場。など、面白いコースだ。 だが東一ノ越から黒部平にかけてはもう少し整備が必要なようだ。ふと、ここで疑問。登山道の整備は誰がやっているのだろう。 山小屋や有志のボランティアなのだろうか? ここで商売をさせてもらっている当社がこのコースの面倒をみてもいいのでは? と、ちょっと思ってしまった。 |
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