金剛堂山



金剛堂山登山道のブナ林(2008年9月27日撮影)

所在地利賀村 八尾町
栃谷登山口 アプローチ八尾町から大長谷の室牧ダムをさかのぼり栃折峠を超え利賀村百瀬に至。百瀬の最上流に栃谷登山口がある。利賀村からも百瀬に入ることが出来る。
登山口標高778m
標   高1638m(前金剛)
標高差単純860m 累積登り905m 累積降り△50m
沿面距離片道4.5Km
登山日2008年9月27日
天 候晴れ後曇り
同行者矢部、中野
参考コースタイム
富山県の山(山と峡谷社)
栃谷登山口(2時間30分)前金剛(30分)奥金剛(1時間)東俣登山口(40分)東俣峠(2時間)栃谷登山口
コースタイム栃谷登山口(2時間22分)前金剛<休憩48分>(2時間)栃谷登山口
合計5時間30分<休憩48分含む>



 
 
 矢部は神岡町大津山時代の幼なじみである。同じ長屋に住んだ1歳年下の女の子。親どうしが従姉妹の関係でもあり、当時は同じ性を名のっていた。
 いっしょに山に行く約束をしてから1年。ようやく実現した山行きだった。毎日、呉羽山を3時間歩いているという。
 山行きのトレーニングだと言っているが、多分、ダイエットも...


登山口の横に車が入れる橋が出来ていた
 

元気いっぱいの中野と矢部
 
 トレーニングを積んでいるとは言え、山の経験は少ない。高くもなく、低くもない山、金剛堂山を選んだ。
 八尾町の入口にあるショッピングセンターの駐車場に集合して1台に乗り合わせ、利賀村百瀬に向かう。


 
 

 
 
 いつも一緒に呉羽山を歩いているという中野は毎年コンスタントに山に登っているようだ。こちらは心配ない。
 2人の力が分からないので自由に先行してもらった。快調なペースで歩く。が、これはいつもの(呉羽山の)調子で歩いたからのようで徐々にペースダウンしてくる。


麻袋で出来た土嚢袋で整備中の登山道
 

 
 

 
 
 栃谷からの登山道には途中に歩いた距離を示す木柱が立っている。「栃谷登山口より1Km地点」から始まって、「〜4Km地点」までの4本である。
 「もうこんな所まで来たか」と思う人と、「まだこんな所か」と思う人に別れるのが面白い。ポジティブ思考とネガティブ思考の違いか?それとも体力度か?


貸し切りの頂上
 

雲の動きが怪しい 手前は利賀スノーバレースキー場
 
 10時20分、前金剛の頂上に立つ。祠の日陰に陣取ったのだが、徐々に日が翳り風が出てきて一気に寒くなる。宴会もそぞろに頂上を後にした。


やっぱりなまめかしいブナの木
 
 2人の降りはスマートだった。毎日3時間の呉羽山歩きは無駄ではなかったようだ。降りに必用なテクニックを身につけていた。
 13時30分、栃谷登山道に戻る。お疲れ様でした。


登山口に戻る
 

登山口の水場
 
 余談だが、この登山口にあるトイレの便座はウオーマー付きで温かい。トイレットペーパーも常備されている。
 せっかくの施設なのに、冬場は雪に埋もれているのが残念だ。


お疲れ様でした
 

この実は何でしょう?
 

天竺の湯
 

フロントと売店
 

洗い場
 

浴槽 露天風呂はこの先のガラスの向こう
 
 天竺の湯でゆっくり汗を流し、そばの里で屑のうどんを買う。屑のうどんというのは、手延べうどんの串の曲がった部分を集めたもの。
 大きな袋(10Kgの米袋ぐらい)に入ったものが265円。一袋買って3人で分けた。味噌汁の具や天ぷらにいいと教えられた。
 帰ってから、普通のうどんにして食べてみたら美味しかった。お買い得である。