夫婦山



夫婦山頂上 左端が戸田峰で右奥遠くに白木峰(2008年1月19日)

所在地富山県婦負郡八尾町
東松瀬 アプローチ八尾町から野積川に沿って南下し、松瀬集落へ
登山口標高300m
標   高784m
単純標高差484m
沿面距離片道2.4Km
登山日2008年1月19日
天 候
同行者南川夫妻、中嶋、長勢、岸、BOW
コースタイム登山口(1時間40分)松瀬峠(35分)男峰<休憩2時間35分>(1時間10分)駐車場
合計6時間<休憩2時間35分含む>


小井波からと比べると距離で2倍以上、標高差で150mぐらい遠い

 
 あちこちから問い合わせが来るが、天候が読めなくて山が決まらない。積雪量もわからないので大きな山は避けた。
 夫婦山裏コース。祖父岳裏コース。小佐波御前山裏コースの3本が頭に浮かぶ。迷っている時間もないので夫婦山に決めた。


東松瀬の除雪最奥に車を停める

 

林道から登山道への分岐点

 
 7時半、八尾のショッピングセンター街「モア」で待ち合わせる。最近、薬局の「アオキ」が出来て駐車場が狭まったがそれでもまだ広い。
 金沢組が通り過ぎて「滅鬼」まで行ってしまった。長勢も迷ったらしい。「モア」は分かりにくいようだ。


東松瀬集落と祖父岳

 
 八尾市街から車で約30分、東松瀬集落の最終除雪地点に車を停める。身支度を終え8時40分、出発。
 しばらくは林道を行く。林道からの分岐には標識がある。だが知らないと登山道は分かりにくい。


小休止を入れる

 

松瀬峠

 
 最初の杉林を抜けた後、登山道は杉林と灌木の間を通っているようだ。富山チーム2人がNSRライトニングで金沢チームはアトラス4名とNSRデナリが1人。
 急登はNSRライトニングが強い。多分降りも同じだろう。NSRもアトラスも22インチと25インチのものがある。
 25インチのものはテールが長く、浮力はあるが降りは辛いだろう。


松瀬峠からの急登を行く

 
 膝下のラッセルが続く。小休止を入れながらトラバース気味に登山道を行く。松瀬峠への最後の急登は岸ががんばる。
 振り返ってのぞむ祖父岳もいい山だ。選んだ山を間違えてしまったかと思ったくらいだった。


距離は短いが

 

スノーシューは急登に弱い

 
 松瀬峠は富山空港の滑走路の延長線上にある。飛行機の離着陸をこの角度見てみたい。
 呉羽丘陵も斜めに延び、呉西と呉東が左と右にはっきりと分かれて見える。


夫婦山男峰より小井波集落と富山平野、立山連峰をのぞむ

 
 峠からの急登は距離が短いが夫婦山の核心部で、雪の多い年は胸ラッセルの面白いコースとなる。
 急登を登りきった後、高さ10m近い大きな岩を左から巻く。巻き道の最後の狭い急登を登り切るとすぐに頂上だ。


小さな山は食事が楽しみ

 

強者どもが夢の跡

 

ダイナナ餃子鍋

 

トンチャン(モツ)

 

種増量おでん

 

豆板醤焼きそば

 
 低い山ほど食事が沢山出てくるようだ。山へのモチベーションが上がらない分、食事で盛り返えそうという魂胆らしい。
 年の暮れからモツ(トンチャン)とカレーうどんを続けている。カレーうどんは麺とレトルトカレーの取り合わせを模索中である。


富山平野と富山湾をのぞみながら贅沢な時間を過ごす

 
 帰り支度をしているところへ1人の登山者が登ってきた。遠目にも見覚えのある顔。なんとチョウカさんだった。
 もう少しゆっくりしているか、もう少し早く来てくれればよかった。残念。


BOWは忍者だったのか

 

突然現れたチョウカさん撮影の集合写真

 

今日の第2候補に上がっていた祖父岳

 
 13時30分、チョウカさんと別れて下山開始。松瀬峠までつぼ足で降りたのだが、皆はスノーシューをはいている。降りの練習でもしているのだろうか?
 峠からは各自新雪に飛び込む。トレースをたどるより気持ちがよく、スピードも速い。


ちょっと重い新雪を駆け下りる○○達

 

林道に戻る

 
 こんなにいい天気になるんだったらもう少し高い山でもよかったかもしれない。天気が読めなかった。
 14時40分、松瀬集落に戻る。今日も不完全燃焼気味に終わってしまった。


物足りなさを感じつつ駐車場所へ

 

今日はNSRライトニングアッセント22

 
 1年で1番好きな1月下旬から3月上旬にかけての厳冬期シーズンが始まる。これからの2ヶ月を大事にしたい。