雄 山 |
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所在地 | 富山県立山町 | |
室堂登山口 | アプローチ | アルペンルート室堂 |
登山口標高 | 2430m | |
標 高 | 3003m | |
標高差 | 単純573m | |
沿面距離 | 片道2.4Km | |
登山日 | 2009年11月13日 | |
天 候 | 晴後曇り | |
同行者 | 単独 | |
参考コースタイム 山と高原地図(昭文社) |
室堂(1時間)一ノ越(1時間20分)雄山(1時間)一ノ越(45分)室堂 合計4時間5分 | |
コースタイム |
室堂(40分)一ノ越<休憩13分>(33分)雄山<休憩34分>(15分)一ノ越(25分)室堂 合計2時間30分<休憩47分含む> |
雄山(立山)も私にとっては手軽な山のひとつだ。ケーブル立山駅まで家から車で50分。 ケーブルと高原バスを乗り継いで1時間。ほぼ2時間で標高2450mの室度に立てる。もちろん無料というのも大きな要素。 |
雪はあまり期待できないようだが、スノーシュー、アイゼン、ピッケルを用意する。代わりにストーブを省略してパンを1個持つ。 昼食は下山後に室堂ターミナル1階のソバ屋でとればいい。(ソバ屋は閑散期に入り、営業を休止していた) |
9時のケーブルに乗り、10時に室堂ターミナル屋上に立つ。室堂平に雪はない。スパッツはつけずに一ノ越へと向かう。 この時期の平日はメジャーな山である雄山にも登山者はいない。山にいないと落ち着かない人達は何処の山に向かっているのだろうか? |
室堂山荘を過ぎたあたりから雪道となる。凍っている部分を避けながら靴底全体を雪面に押しつけて歩く。アイゼンは要らない。 一ノ越に出て、フリースのセーターを1枚着た。風が強い。後立山連峰、槍ヶ岳、笠ヶ岳をのぞむ。 |
一ノ越からは雪もまばらで、その雪も凍っていない。キックステップで難なく歩ける。雪の落とし穴に気をつけるだけ。 |
誰もいない雄山には慣れてしまった。特別な思いは感じない。信仰心は薄い方だがなんとなく雄山神社に参拝。 息子達の将来と家内安全、日本と世界の平和、地球が壊れないことを祈る。順序が逆だと言われそうだが...いつもそうなる。 |
結局、スノーシューもアイゼンも使わないまま下山開始。小さな雪だまりは足スキーを使いながら降る。 ブラインドロック(雪に隠れた岩)も想定内なのでそれほど危なくはない。ぶつかった瞬間に小さくステップすればいいだけだ。 |
室堂平で「みくりが池」に寄ってみる。この池の水が伏流して地獄谷に流れ出ていると言われているが、疑問。 その上にある「みどりが池」からの流入量はほとんどないような状態なのに「みくりが池」の水面の高さはいつも一定だからだ。 |
もう少し積雪が欲しかった。雪が積もったらもう1回来てみたい。アルペンルート営業終了日の11月30日が公休日で最高のシチュエーション。 だが、例年その頃は除雪が間に合わないくらい道路に雪が舞い込み、お客さんが少ない最終日はバスの営業を早めに終える事が多い。 空車を走らせるためだけの無駄な除雪はしない。何より早く撤退して安全を期したいのだ。 |
そんな日に雄山に登っていたら、その1人のためだけにバスを待機させなければならない。道路も確保(除雪)しなければならない。 「何?雄山に登っている馬鹿がいるだと?」 「本当に迷惑な奴だ」 「どこのどいつだ」 「なに!社員だと!!!」... 怖すぎる。出来ない。 |