小佐波御前山 |
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標 高 | 754m 登山口(174m) | |
所在地 | 富山市(旧大沢野町) | |
猿倉スキー場 | アプローチ | 富山市内から41号線を南下して猿倉スキー場駐車場へ |
所要時間 | 富山市内から30分 | |
単純標高差 | 580m | |
標高差 | 累積登り630m 降り△50m 往復10Km | |
登山日 | 2009年11月10日 | |
天 候 | 曇り | |
同行者 | 単独 | |
参考コースタイム 富山県の山(山と渓谷社) | 駐車場(20分)猿倉山(50分)御前山(1時間10分)小佐波御前山(45分)御前山(40分)猿倉山(15分)駐車場 合計4時間 | |
コースタイム | 駐車場(35分)御前山(33分)小佐波御前山<休憩1時間17分>(20分)獅子ヶ鼻<登攀22分>(44分)駐車場 合計3時間51分<休憩1時間17分 獅子ヶ鼻登攀22分含む> |
小佐波御前山は家から一番近いトレーニング用の山かもしれない。登山口まで30分もかからない。 口実はトレーニングだが単に山の中でお昼を食べたいという思いもある。町の中より山の中にいた方が気持ちがいいからかもしれない。 |
立山でもよかったのだが9時のケーブル(これが9時10分の始発バスに接続している)に間に合いそうもなかった。 小佐波御前山の登山口は4箇所ある。ポピュラーな猿倉山スキー場からのものと、神通川右岸の芦生集落、今生津集落からのもの。 もうひとつの小佐波集落からのものは誰も使っていないと思う。車で小佐波御前山の小屋まで登れる道だ。 |
スキー場の上に車を停めて歩き出す。階段を上り詰めて猿倉神社に参拝。風の城からいったん降る。何故かここは車道だ。 途中の東屋へショートカットしている道があるが、それはいつも帰りに使う。鞍部から登山道となる。 |
何も考えずに登る。体が動くままに任せる。染みついた癖なのかピッチは速い。何か本来の登山とは違うと思いながらも、トレーニング登山だと思えば「まっ、いいか」になる。 御前山にちょっと寄って小佐波御前山を目指す。御前山から反射板までは車道となる。反射板からの登山道にも急登はない。 |
頂上直下で急登となり、その階段を登り切った少し先が頂上だ。頂上には祠と二等三角点がある。 そこから2〜3分行ったところが広場となっていてベンチがある。さらにその奥50m程のところにきれいな山小屋がある。 雨の日や冬季には最高の避難場所(宴会場所)となる。 |
平日はほとんど人のいない小佐波御前山。この日も途中で追い越した若者と、今生津から登ってきたという自転車の若者だけ。 自転車を持った登山者は雄山でも見たことがあるので、それほど驚かない。だが、少しは驚いた振りをしてあげた方がよかったかもしれない。 |
帰りに獅子ヶ鼻に寄る。前回、獅子ヶ鼻のてっぺんまで行ってみたいと思った事を思い出す。 思い出すというより、いつ来てもそんな気にさせる場所だと思う。こんなところに付き合ってくれるザイルパートナーはいない。単独で行けるところまで行くことにした。 |
降りはホールドも豊富で問題はない。鞍部から先がちょっと微妙。戸隠の蟻の塔渡や剱の刃渡みたいだ。 鞍部から少し行きかけてふと気付いた。帰りはどうしよう? かなり急だ。両側は30mの壁。落ちても誰も助けを呼んでくれない。ここから先はザイルがあった方がいい。出直すことにする。 |
里山と思えるところにも熊が出るようだ。看板に偽りはなく、熊の糞に遭遇する。それだけじゃなく、反射板行ってみようと、かすかな踏み跡をたどったとき、近くの藪が音をたてて揺れ、黒いものが動いた。 瞬間、熊だと思い、速攻で引き返した。林道に戻ってストックを打ち鳴らしたり声をあげたりして熊を追い払う。 熊は逃げたと思うが、もう、反射板まで行く気にはなれなかった。 |
帰りは猿倉山に登らず、東屋から左に折れて遊歩道をたどる。以前より整備されていて歩きやすかった。 スキー場の管理等の裏側(北側)にある広い草原に何組かの家族連れが遊んでいた。隠れた名所かもしれない。 |
寺家公園にも寄ってみる。モミジの赤がきれいだった。それと西国三十三番札所の観音像が祀られていた。 時間切れで数体しか訪ねることは出来なかった。そのうち全部を訪ねてみる日が来るかもしれない。その時までのおあずけだ。 |