頸城烏帽子岳 |
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所在地 | 糸魚川市 | |
焼山温泉 | アプローチ | 糸魚川市の早川を上り早川左岸の砂場から |
登山口標高 | 365m | |
標 高 | 1450m | |
標高差 | 単純1085m | |
沿面距離 | 片道5Km | |
登山日 | 2010年3月28日 | |
天 候 | 曇り後雪後雨 | |
同行者 | 文山、長勢、浜谷 | |
コースタイム |
砂場(2時間50分)1012mピーク<休憩10分>(2時間)烏帽子岳コル<休憩10分>(15分)烏帽子岳<休憩15分> 烏帽子岳(25分)1270m<昼食休憩55分>(25分)1012mピーク(1時間20分)砂場 合計8時間45分<休憩1時間30分含む> |
再び、頸城の烏帽子岳に向かう。2年前、長勢と行って敗退した山だ。その時は吹雪いていたこともあったが、体調不良が原因だった。 今回は文さんと、浜ちゃんが加わり、4人で前回と同じコースをたどる。 |
7時50分、前回と同様に砂場を出発する。1012mピークの右の稜線を目指して林道らしきところを行く。 徐々にきつくなる斜面をラッセルして、最後は雪庇を乗り越える。 |
1012mピークまでの急登が灌木交じりの急登で嫌らしい。おまけに新雪で体力を使う。腕力が頼り。 しばらく、尾根筋を行く。左の雪庇(らしいところ)が気になるが、多分、大したことはない。 |
無理をすることはない。右の広い斜面に逃げる。弱点を突くのは登山の常道だ。 右下がりの斜面を延々と標高を稼ぎながらトラバースする。もっとも登りやすそうな稜線を突破。この時期の膝上のラッセルは想定外だった。 |
右の支稜から烏帽子の本稜に戻り、しばらく行くと烏帽子岳が見えた。わりと近い。 手前の小ピークを越えると目の前に烏帽子岳が現れた。この瞬間、登頂を確信する。右奥に見えるのは昨年制覇した阿弥陀山北峰だ。 |
烏帽子岳手前のコルに要らないもの(食料など)をデポして頂上を目指す。デポしたものの中にアイゼンがあった。 核心部に向かってデポされたアイゼンって、いったい... |
烏帽子の頂上は南北にちょっとした距離がある。北側から登り切ったあと、南側にある頂上までが怖い。 薄い雪庇が張り出しているので左側には行けない。右側は灌木があるとは言え、右下がりの急斜面。落ちると下は崖。灌木の下は稜線と信じて行く。 |
南陵が見下ろせるところが頂上だろう。南端の灌木に赤いテープが巻いてある。 くつろげる場所でも、雰囲気でもなく、簡単に乾杯だけして頂上をあとにする。アイゼンはデポしても酒はデポしていない... |
いつかこの南陵から烏帽子岳を目指すだろうと思った。誰かが登っていたとしても、ここに自分の足跡を残してみたい。そういう想いが登山の原点(自分の中では)かもしれない。 |
早川周辺で残すは鉢山と阿弥陀山南峰のみとなった。何故か昼闇山の東に位置する高松山には食指が湧かない。 権現岳はおなじ早川沿いでもちょっとイメージが違う。別の機会にゆずることにしよう。 |