黒菱山



黒菱山手前の稜線を行く(2010年1月16日撮影)

所在地富山県朝日町
大平集落 アプローチ国道8号線、新潟県県境の境川をのぼる
登山口標高60m
標   高1043m
標高差単純983m
沿面距離片道4.8Km 焼山往復600m
登山日2010年1月16日
天 候小雪後晴れ
同行者文山、長勢、岩城、岸、浜ちゃん
コースタイム  大平集落(5時間5分)黒菱山<休憩1時間25分>(40分)焼山分岐<休憩5分>(7分)焼山<休憩10分>(5分)焼山分岐(1時間23分)大平集落
合計9時間<休憩1時間35分含む>



帰りに焼山に寄る 往復12分
 
 長勢から山行きの誘いが入る。烏帽子岳とか黒菱山とか。新潟県境の山はあまり土地勘がない。
 栂海新道の白鳥山や犬ヶ岳と大地山、初雪山が混同している。どの山も行った山なのに。


7時25分大平(だいら)集落を出発
 

出発してすぐに水上谷を渡る
 
 岩城の車で富山ICに入る。カリカリに凍った北陸高速道を120Kmでとばして有磯海SAへ。浜ちゃんが待っていた。朝食をとる。
 魚津ICに6時に集合。天候状態、積雪状況などから、今日の行き先を黒菱山と決める。頸城の烏帽子山など無理だし危険。


急登のラッセルは腰まであった
 

だが今回は豊富なラッセル隊がいる
 
 大平(だいら)集落の最奥に車をデポして、7時25分、出発。標高60mほどしかないのにいきなり膝下のラッセルだ。
 それでも今日は強力なラッセル隊がいるので心配は要らない。ワイワイ言いながら高度を稼いでいく。


稜線に出た頃から晴れ間が広がり日本海が見えてくる
 
 中途半端な杉の植林帯が歩きにくい。視界は遮るし、行く手も阻む。
 多分、欲に駆られて我れも我もと山のてっぺんまで杉を植え、そのままほったらかした。間引きも枝打ちもせず。
 その結果、杉の花粉が何十倍にも増えた。花粉症は人災だ


軽いアップダウンを気持ちよく行く 右に見えるのは日本海
 
 1031mピークから右に日本海を眺めながら軽いアップダウンを行く。天候も回復して青空が広がる。山は来てみなければ分からない。


アタック的な山行きだったが
 

ストーブと豊富な料理が
 
 気温は氷点下、5〜10度? 風も強い。それでも頂上の儀式は欠かせない。
 アタック的な登山だったのに、皆、それなりに具材を持ち込んでいる。なかには、純粋にアタックだと思った者もいたようだが...


13時55分頂上を後にする
 

降りは登りのトレースを無視
 
 雪山の降りは夏山より速い。何処でも歩けるし、直線で降りられる。足を滑らせながらスピーディーに降れるのも雪山の利点。


白鳥山から右へと続く栂海新道
 
 帰りに焼山に寄る。浜ちゃんがどうしても行きたいと言う。言わなかったが私もそうだった。尻馬に乗った(^_^)
 焼山は往復12分。なんじゃこりゃ?


帰りに立ち寄った焼山頂上
 

モンスター(杉の樹林帯)を縫って行く
 
 16時25分、登山口にもどる。今回は温泉にも寄らず、家路を急いだ。温泉は、たまに...でいい。