小佐波御前山



御前山のジャングルジムとシェルター(2010年2月9日撮影)

標 高754m 登山口(174m)
所在地富山市(旧大沢野町)
猿倉スキー場 アプローチ富山市内から41号線を南下して猿倉スキー場駐車場へ
所要時間富山市内から30分
単純標高差580m
標高差累積登り630m 降り△50m 往復10Km
登山日2010年2月9日
天 候雨のち曇り
同行者石黒、長谷部
参考コースタイム
富山県の山(山と渓谷社)
駐車場(20分)猿倉山(50分)御前山(1時間10分)小佐波御前山(45分)御前山(40分)猿倉山(15分)駐車場
合計4時間
コースタイム駐車場(1時間30分)御前山(1時間45分)小佐波御前山<休憩1時間40分>(55分)御前山(1時間10分)駐車場
合計7時間<休憩1時間40分含む>



オーソドックスなコース
 
 中止にしていたつもりの山行きだった。携帯の音で目が覚める。7時の集合に現れないので架けてきたのだった。
 幸い、集合場所は八尾。慌てて用意して家を出る。1時間ぐらい待たせてしまったようだ。


猿倉山スキー場を直登
 

喫茶猿倉と猿倉山
 
 予定していた白木峰は時間的に無理そう。天気予報は雨。小屋のある小佐波御前山に向かう。八尾からも近い。
 猿倉スキー場の駐車場に車を停めて8時35分、出発。滑走可能なくらいの積雪があるのに営業していない。


猿倉社に参拝
 

風の塔を巻いていく
 
 猿倉山を直登して猿倉社に参拝。風の塔をまいていったん降り、尾根にとりつく。夏道通りだ。
 湿雪は重いが、踏み込むだけなのでラッセルと言う言葉は似合わない。御前山へは尾根通しに直登する。


猿倉山裏の東屋
 

御前山のシェルター
 
 雨があがり視界も効いてきた。楡原御鷹の上に夫婦山。さらにその奥に祖父岳。この三つの山と小佐波御前は一直線上にあるようだ。


雪に埋もれたブランコ
 

季節を間違えたモミジ
 
 左に戸田峰(今冬行きたい山のひとつ)、杉の植林の山は西新山、手前は洞山と大谷ノ頭だろう。
 「頭」は「アタマ」「カシラ」「ズコ」などと読まれるが、大谷ノ頭は「オオタニノアタマ」である。
 この名前を知るまでは「961mピーク」と(勝手に)呼んでいた。


1人ラッセルはしょうがないか〜(石黒撮影)
 
 御前山からはショートカットを入れながら林道をたどる。林道は反射板近くで行き止まりとなっている。
 ここからは広い尾根をたどる。夏道は雪の下ではっきりしない。歩きやすいところを行けばいい。


小佐波御前山頂上より富山平野を見下ろす
 
 御前山から小佐波御前山までは(最後の急登を除けば)なだらかな尾根歩きが続く。
 その最後の急登を登り切れば頂上は近い。頂上から100mほど西に行ったところに小屋がある。


小佐波御前山の小屋
 

小屋に入って小宴会
 
 小屋の裏側に冬季の入口があり、階段を10段ほど上る。はずだが屋根雪が落ちて積もっていて入口まで降りた。
 冬季の裏のドアが外開きで、正面のドアが内開き。苦労して裏から中に入って正面のドアを開けたら簡単に開いた。


手前から楡原御鷹、夫婦山、祖父岳の三重奏
 
 雨が降っていたり風が強いとき、小屋はありがたい。ホテルに入ったような気分になる。
 今日の目的はこれだったのか、と思わせるほどの料理が出てくる。来て良かった。


御前山のトイレ
 

トイレ近くの「熊に注意!」
 
 小屋の東側に視界の開けた展望台があるらしい。まだ行ったことはないが、立山連峰が一望に見渡せるらしい。
 視界のいいときに行ってみよう。次回の楽しみだ。


スキー場に戻る 長谷部はよく頑張ったと思う
 

喫茶さるくら
 
 「温泉に入って汗を流し、暖まってから帰りましょう」だったのに大沢野の「ウインディー」は営業していなかった。
 がっかりだが「楽今日館」まで戻る気もせず、次回の白木峰の約束をして解散した。