小佐波御前山



ふと横を向いたらいたカモシカ 熊だと思った 死ぬかと思った(2010年12月17日)

標 高754m 登山口(140m)
所在地富山市(旧大沢野町)
今生津 アプローチ富山市内から41号線を南下して新笹津橋から神通川左岸を行く
所要時間富山市内から40分
標高差単純655m 累積登り705m 降り△705m
縁面距離周遊12Km
登山日2010年12月17日
天 候晴れ
同行者単独
コースタイム今生津(30分)山平集落跡(40分)小佐波御前山<休憩50分>
小佐波御前山(27分)御前山(21分)駐車場(19分)国道41号線(1時間3分)今生津
合計4時間10分<休憩50分含む>



今生津から登って猿倉山の方に降り、今生津まで車道を歩く
 

今生津からの登山道はいくつか分岐があるので注意
 
 天気予報がよくなかったのにわりといい天気。時間も遅かったので、登るとしたら近くの山しかない。最近こればっかり...
 で、小佐波御前山。登るコースを変えて今生津からにする。


今生津の登山口
 

登り初めは晩秋の登山道
 
 今生津登山口のわずかに道路幅が広がった場所に車を停させてもらう。ごめんなさい。
 山へと向かう舗装道路をたどる。その舗装道路でふと横を見たらカモシカがいた。目の前4m程のところに。
 熊だったらやられたと思った。だが、カモシカだった。あまりにも近すぎたからか、お互い目と目をあわせたままじっとしている。
 カモシカは逃げるタイミングを失ったのか? 写真を4〜5枚撮ってそーっと離れた。


徐々に雪道となってくる
 

個人の別荘と手前の池
 
 舗装道路から左に分岐しているのが登山道。1回目に登ったときは舗装道路を真っ直ぐにいってしまい苦労した経験がある。
 左に別れてからも何回か分岐があり、迷いやすい。左側、左側へと行ったと思う。(記憶は定かでない)


山平(さんでら)集落跡を過ぎると積雪も深くなる
 

もうすぐ稜線
 
 2軒の別荘と池を過ぎると山平(さんでら)集落跡に出る。洪水に襲われた事があった集落だが、どこからそんな大水が流れてきたのか?
 集落の上にも池がある。貯水池だったのか?自然に出来たような池なので違うかもしれない。


小佐波御前山の頂上はごらんの通りの積雪
 
 ジグを切って最後の急登を登り切ると稜線に出る。そこからだらだと登り切れば頂上だ。
 ストックのリングを落としていたのに気付く。しばらく戻ってみたがなかった。手首のひねりでリングが廻ってしまうらしい。
 手首を外側に回すようで、落としてしまうのはいつも左手側だ。


海と空が解け合う水平線
 
 12時35分、小佐波御前山頂上に出る。猿倉山の方から誰か登ってきて帰っていったようだ。足跡から推測すると2人パーティーのようだ。
 富山平野が近くに見える。左には高岡、二上山、能登半島。右の先端に見えるのは魚津の先の生地鼻か?
 富山湾はかすんで海と空が解け合い、水平線が消えている。船を浮かべれば空までいけそうだ。


最近は新しい石像が見あたらない
 
 ストックのリングを探しながら山平まで戻り芦生の方へ降ろうかと思ったがこちら側のコースは雰囲気が暗い。猿倉の方へ降りる事にする。
 猿倉から退屈な車道歩きが続くが歩けば済む事だ。車じゃなく、足で歩けば新しい発見もあるだろう。13時25分、頂上を後にする。


今生津の登山口まで戻る 車道を1時間歩いた