福地山



福地山登山道のカラマツ林(2011年11月8日撮影)

所在地岐阜県高山市福地温泉
登山口 アプローチ栃尾温泉と平湯温泉の間にある福地温泉が登山口
登山口標高947m
標   高1671m
標高差単純724m 累積840m
沿面距離片道3Km
登山日2011年11月8日
天 候曇り
同行者単独
参考コースタイム
 岐阜県の山(山と渓谷社)
登山口(1時間30分)無然平(1時間)福地山頂上(45分)無然平(1時間)登山口
合計4時間15分
コースタイム
 
登山口(45分)無然平(30分)福地山頂上<休憩50分>(20分)無然平(30分)登山口
合計2時間55分<休憩50分含む>



登るときは右側の尾根道を使い降るときは左側(下から見て)の沢道を使った
 
 今回もゆっくりで、駐車場出発が11時20分となってしまった。オフ・シーズンなのか福地温泉に人気がない。
 「地史展示館」横の登山口から入る。


登山専用かどうか不明だが無料の駐車場
 

登山口の右が「地史展示館」
 
 入ってすぐ正面に看板があり、水場とトイレがないことが書いてあった。2h30mがすぐに解らず、30mってザイルの長さ?
 2hは2hoursで30mは30minutes。標準コースタイムが2時間30分という意味だった。


入ってすぐ正面の注意書き
 

残り14カーブと書いてあったが9カーブだった
 

踏みそうになり、マムシ系の色だったので慌てて飛び超した 
 
 踏みおろそうとした足の下に蛇がいた。色がマムシにそっくりだったので慌てて飛び越した。
 よく見たらマムシではなかった。色が似ていて、ちょっと見ただけでは間違えそうだ。シマヘビの仲間か?


最初の分岐は尾根道を選ぶ
 

尾根コースも急登はない
 
 福地山登山道には3箇所の分岐がある。最初の分岐は右側の尾根コースを選んだ方がいい。
 なだらかな道で歩きやすい。左の沢コースは途中に東屋があるが水平道が長く冗長である。
 次の分岐は左の沢コースの方がいい。右の尾根コースはちょっと急で木の根が滑りやすい。100m以上の水平道も無駄だ。


無然平の篠原無然象
 
 分岐が合流したところが無然平。篠原無然の肖像がある。篠原無然は飛騨に住みついた聖人である。

 ここでは書ききれないので、興味のある方は調べてみて下さい。吹雪の中、安房峠で亡くなられました。享年36才。


サングラスが似合う顔立ちだ
 

ふたつ目の分岐も尾根道を選ぶ
 
 三つ目の分岐は左が第3展望台経由で右が近道だ。展望台経由は20mほどの降りがある。頂上よりもこちらの方が見晴らしがいい。


三つ目の分岐も右側(近道)を選ぶ
 

第四展望台
 
 13時35分、頂上に出る。コースタイム1時間15分は標準タイムのちょうど半分だ。
 せっかくの秋の里山でなにをやっているんだとも思うが、自分の体力を測るために、時々やってみる。(そしてにんまりする性格の悪さ)


13時35分 福地山頂上
 
 福地山は3回目。過去2回は頂上に雪があったので無雪期は初めてだ。初めて登った山のような新鮮さを感じた。
 三角点を見るのも初めてだ。三角点から右奥に3mほど離れたところが1mほど高いのでそちらが頂上か?


この三角点より右奥の方が1mほど高い
 

三等三角点
 
 降りは全て右のコースを選ぶ。展望台経由と沢コースが2つ。一番下の沢コースには東屋(雷雨避難小屋)があった。
 真ん中に直火のあとがある。雨が降っているような寒い日にはほっと出来る場所だろう。


二つ目の沢コースにある東屋(雷雨避難小屋)
 

避難小屋の中に直火のあとが
 
 降りは50分。こちらもコースタイムの半分だった。(正確には半分以下)
 福地温泉には「昔ばなしの里」というしぶい温泉がある。だが今日は山がしぶかったので賑やかな温泉に入りたい。
 福地温泉近くの「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」に寄る。大きくてきれいな温泉もたまにはいい。日帰り湯500円。


帰りに寄った「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」にブルートレインが?