赤倉の池



桐谷山奥にある赤倉の池(2011年3月28日撮影)

所在地富山市桐谷
桐谷集落 アプローチ八尾町桐谷集落
登山口標高265m
標   高435m
標高差単純170m
沿面距離周遊4.3Km
登山日2011年3月28日
天 候晴れ
同行者単独
コースタイム 桐谷(50分)赤倉の池(15分)最高地点<休憩50分>(1時間5分)桐谷
合計3時間<休憩50分含む>



御鷹山へいく予定が広い雪原に惹かれてコースアウト
 
 朝、家でカシミールを見ながら、近くの行けそうな山を探す。だが、どこも行った事のある山ばかりだ。
 ふと、御鷹山が目にとまる。笹津山の奥にある山だ。コースを楡原から取るか、桐谷からとるか? 家から近い桐谷を選ぶ。


楡原へ抜ける林道入口に車を停める
 

林道をとぼとぼと行く
 
 桐谷に着いてみると雪が少ない。尾根沿いにいくつもりだったが無理だ。楡原への林道が除雪されていない。それをたどる事にする。
 林道入口に車を停めて歩き出す。ところどころ雪が溶けてアスファルトがむき出しになっている。


この広い雪原が気になって御鷹山はキャンセル
 
 スノーシュー(NSR)のアルミのフレームが減らないかと気になる。そのまえにゴムがはずれそうになっていた。
 歩き出して1Km、標高差で100m程のところで左側に広い雪原があった。御鷹山より興味をそそられる。


手前の湿原からさらに登ると深い窪地の底に池が
 
 あっさり御鷹山をキャンセルして雪原に向かう。地図には幾つもの池が載っている。雪の下にあるのは田畑?草原? 見て見たい。
 地図の中にある1つの池に行ってみると湿原だった。一番西側にある池はちょっと標高が高く、すり鉢状になっている。そちらに向かった。


NSRライトニングのゴム部分が抜ける
 

外側との留め具がすり減って抜けたようだ
 
 20〜30mほど登ると下り坂になっていた。杉林の下に池が見える。大きなすり鉢状の地形にしては小さな池だ。
 水がいっぱいに貯まれば直径150m、深さ40mもの池が出来そうな地形だ。不思議な地形だ。


桐谷集落から一段上ったところにこんな平地があるなんて不思議だ
 
 池には沢山の鴨がいた。池を離れて山に向かう。段々畑のような地形も気になったからだ。
 田でないのはすぐ分かった。だが、畑でもないようだ。何だろう?何故こんなところがだんだん状になっているのだろう? ミステリアスな地形が続く。


その平地の先にモーターバイクのcosumoが
 

山小屋の室内(窓から撮影)
 
 そのまま雪原に誘われて行ってみる。と、バスが見えた。廃車のバスが雪原に置かれている。
 その先に小屋やプレハブが建っている。どうやらモーターバイクのサーキットがあるところらしい。


燃料タンクにしているのか?
 

このプレハブは事務所のようだ
 
 隠れ里みたいなファンタジックな地形の近くに人工物があったのが、ちょっと残念だった。
 そのまま林道(?)をたどり、桐谷へと戻る。途中、ふきのとうを摘んだ。今年の初物。今晩の酒のつまみとなる。


ぐるっと回って桐谷に戻る