西穂独標



蒲田温泉からのぞむ西穂高岳〜独標(2011年10月27日撮影)

所在地岐阜県高山市(旧上宝村)、長野県松本市
西穂高口駅 アプローチ神岡町から車で40分、ロープウエイで30分
登山口標高2156m
標   高2701m
標高差単純545m 累積(+)635m 累積(−)108m
沿面距離片道3.5Km
登山日2011年10月27日
天 候晴れ
同行者単独
参考コースタイム
 山と高原地図(旺文社)
西穂高口駅(1時間30分)西穂山荘(1時間30分)西穂独標
西穂独標(1時間)西穂山荘(1時間)西穂高口駅
合計5時間
コースタイム西穂高口駅(40分)西穂山荘(40分)西穂独標<休憩50分>
西穂独標(20分)西穂山荘<休憩25分>(30分)西穂高口駅
合計3時間25分<休憩1時間15分含む>



 
 
 立山に行くつもりだったのだが、朝になったら気が変わった。どうも職場方向には行きたくないらしい。
 時間は遅かったが行けるところまでと、穂高に向かう。


おふシーズンなのか無料の駐車場は空っぽ
 

観光客だけはいっぱい
 
 登山者がいないのか無料駐車場はガラガラ。ところがロープウエイ乗り場に言ってみると観光客でいっぱいだった。
 第一ロープウエイで待たされ、第二ロープウエイでも待たされ、西穂高口駅を出発できたのは10時50分だった。


第一ロープウエイで待たされる
 

なんとか10時のロープウエイに乗る
 

だが第二ロープウエイでまた待たされる
 

乗る事が出来たのは10時30分
 
 何度見ても錫杖岳前衛峰の左方カンテが分からない。前衛峰の上にはなだらかな背の低い笹藪が広がっている。
 その上にもうひとつ壁があり、錫杖岳へと続いている。宮崎駿のアニメにあった「天空の城ラピュタ」を思わせる風景がある。


30日に計画している錫杖岳(1ルンゼを予定)
 
 今年計画してた前衛峰の1ルンゼは天候のせいで2回流れた。今年はもう無理かもしれない。
 行けるとしたら天候をみて、速攻で決める。身軽な中嶋を誘って行くしかない。


この時間帯だと登山者は皆無
 

10時50分 西穂高口駅を出発
 

霜柱を壊してみると
 
 無雪期なら西穂高口駅〜西穂山荘が40分。西穂山荘〜西穂独標が40分。西穂独標〜西穂高岳が40分。
 ロープウエイ終点の西穂高口駅から西穂まで約2時間で行く。標準コースタイムは4時間30分。


11時30分 西穂山荘はスルー
 

山荘上のゴーロ帯
 

丸山に立派な標柱が出来た
 
 丸山に見慣れないものがあった。新しい標識が立ったようだ。小さなピークがいくつかあるので丸山が分かりやすくなっていい。


丸山からの登り
 

振り返れば焼岳と乗鞍岳
 

12時10分西穂独標
 
 12時10分、西穂独標。西穂まで行く時間はあるが、なんとなく行く気がしない。
 行ってきたというだけで、歩いているだけの山行きとなる。ぼんやりとした時間が欲しい。独標でゆっくり時間を取った。


前穂〜明神岳 
 
 8月に登った明神岳を独標から撮った。GPSの軌跡を重ねてみると歩いたコースがよく解る。
 次回は晴れて視界のいい日に行きたい。この目で全景を捕らえたい。


8月に歩いた明神岳の軌跡(カシミールのカシバード)
稜線を見るとカシミールの映像よりもGPSの方が正しいようだ

 13時ちょうど、独標をあとにする。早足で降り、20分で西穂山荘。ここの広場で、またゆっくりする。
 そして西穂高口まで30分で降り、14時30分の臨時ロープウエイに乗った。


白樺平駅近くを散策
 

飛騨豚マンに飛騨牛コロッケ
 

第二ロープウエイと白樺平駅前
 

白樺平駅は1階と2階に別れている
 

鍋平高原駅へと向かう
 
 3000m近い山から急に都会の中に放り出されたような気がするのが西穂だ。上高地も同じような気分にさせられる。
 立山の室堂もそうなのだろうか? そこは仕事場の近くにありすぎてよく解らない。


第一ロープウエイで降る 最大斜度38度
 

新穂高温泉駅
 

新穂高温泉駅 後ろは中崎尾根