雄山神社東陵 |
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所在地 | 富山県立山町 | |
室堂登山口 | アプローチ | 立山黒部アルペンルート |
登山口標高 | 2430m | |
標 高 | 3000m | |
標高差 | 単純570m 御前谷△120m | |
沿面距離 | 雄山まで片道2.5Km 御前谷周遊1.1Km | |
登山日 | 2011年9月8日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 単独 | |
コースタイム |
室堂(30分)一ノ越(28分)雄山<休憩55>(30分)サル又のカール<休憩28>(47分)雄山<休憩25分>(15分)一ノ越(25分)室堂 合計4時間43分<休憩1時間48分含む> |
連休が取れないと近くの山にしか行けない。近くの山で新鮮な思いをさせてくれるところは少なくなってしまった。 どうしてもバリエーション・ルートになってしまう。 |
勤め先の関係でアルペン・ルートは無料で行く事が出来る。ケーブル・カーとバスで室堂まで約1時間。ただで2450mまで運んでくれるのだから、もっと利用してもいいかもしれない。 |
室堂ターミナルから雄山まで約1時間。(これは個人差が大きいので要注意) 今日は室堂を10時にスタートする。 7Kg(多分)を背負っているので普通に歩く。単独だったが30mザイルと最低限のガチャ類を持ち込んだ。ヘルメットも。 |
室堂から一ノ越まではコンクリートで固められた石畳の登山道。残雪期でもないかぎり道に迷う事もない安全な道である。 一ノ越から雄山への登山道は一変して、ザラ場、岩場を交えた急登となる。踏み跡もいっぱいあって、正しい登山道というものはなくなってしまうので注意が必要。 |
雄山で360度の景色を楽しむ。350mlの缶ビール1本(500円)はとりあえずのご褒美である(何に対しての?)。 天候に恵まれて御岳や乗鞍、中央アルプスに南アルプス、八ヶ岳や浅間山、富士山まで見渡せる。 後立山連峰から燕岳、野口五郎岳、穂高連峰、笠ヶ岳、薬師岳はひとっ飛びで行けそうだ。 |
頂上にやってくる老若男女の登山者達。彼ら(彼女ら)を眺めているだけで楽しい。まったりとした時間を過ごす。 さて、何処から降りるかが難しい。ここから降りたら目立ちすぎて叱られそうだ。雄山東陵を選ぶ。 |
雄山東陵を降り、サル又のコルからサル又のカールに降りる。新しい足跡がある。今日か、昨日の足跡のようだ。まだ乾ききっていない。 すぐに雪渓となる。足スキーで降り始めたが雪渓が堅すぎる。転倒したら止まれそうもないのでやめた。 |
雪渓は途中で切れてガレ場となる。岩の頭を選びながら降りた。浮き石も少なく簡単に雪渓に降り立つ。 サル又のカールの先の御前谷の雪渓は日本に現存する唯一の氷河ではないかと言う事で昨年騒がれた。ロマンに満ちた雪渓である。 |
雪渓の上端でランチタイム。おにぎりとカップラーメンで仕上げはチョコレートとコーヒー。この時間が大好き。 サル又のカール北側に見える尾根は大汝山へと続く雄山東面の第一尾根。全体にU級で一部V級との事。 |
雪渓からの取り付きはザラ場で三歩上がって二歩下がるみたいな歩きが続く。茶わんのかけらなど出てきてテンションが下がる。 |
雄山神社東陵は単独でも行けそうな気がした。直登は怖いが左から巻けばなんとかなりそうだ。 だが、頂上にはもっと怖い神主さんがいるので今日は行けない。拝観料(500円)を取られるだけでは済まないだろう。 |
核心部は上部が完全にオーバーハングしている。ここは左右どちらかから巻くしかないと思う。 そこを越えて行こうとするのは又、別の楽しみ方だろう。例えばボルダリングのような... |
頂上近くではなるべく見えないように隠れて行く。ひょいと出たところが雄山神社の料金所(?)だった。 料金所の人が驚いて立ち上がってこちらを見た。途中で拾ってきた、まだ新しそうな帽子を岩の上に置いて社務所の方に逃げた。 |
社務所の前で声をかけてくれたのが浜田さん(彼も浜ちゃんと呼ばれているらしい)。今年7月の白木峰でもすれ違ったとの事。 女性(立山駅の同僚)が一緒だったので声をかけづらかったのだとか。山ではそんな事、気にしなくてもいいんですけど... |
室堂ターミナル屋上に戻ったところで田部井淳子さんに出会う。先日立山駅で「岳シャツ」にサインをもらったお礼を言おうと声をかけた。 |
「岳シャツ」の第2弾を作る。吸汗速乾素材で左袖に白抜きで「岳」の字を入れた。残りの色は上掲だけでサイズはSSとSぐらいしかない。 外人サイズなのでSはMだと思ってもらっていい。希望の方には原価(1000円)でお分けしています。 |