猿ケ山



檄ラッセルに頂上は遠く、907mピークで敗退

所在地富山県南砺市上平村
小瀬集落 アプローチ五箇山菅沼から小瀬谷を北へ約1.5Km
登山口標高410m
標   高1448m 到達点807m
標高差単純1038m 実標高差400m
沿面距離片道4Km 実距離1.6Km
登山日2011年1月10日
天 候雪時々晴
同行者稲田、竹中、橋爪、BOW
コースタイム 小瀬集落(3時間30分)807mピーク<休憩2時間>(50分)小瀬集落
合計6時間20分<休憩2時間含む>



807mピーク到達が12時 敗退を決める
 

体力の問題ではなく時間の問題だった
 
 金沢チームから誘いが入った。行き先は猿ケ山。以前、ブナオ峠から入って敗退した山である。
 城端SAに7時集合。家を5時半に出て富山西ICへ。高速道路は積雪のため、50Km制限となっていた。60Kmで走る。


桜ヶ池SAのコンビニの前で金沢チームを待つ
 

桜ヶ池SAから五箇山ICへ
 
 城端SAに6時40分に到着する。SAのコンビニの前に車を停めて金沢チームを待つ。
 金沢チームは除雪車にはばまれたとかで遅れて到着する。
 城端SAから五箇山ICへ。五箇山ICから国道156を少し戻り、菅沼集落から庄川を渡り、小瀬集落まで約1.5Km。


小瀬集落に車を停めさせてもらう
 

膝上から腰のラッセルが続く
 
 小瀬集落の最奥、除雪の最終地点に車を停めさせてもらう。8時30分、出発。まずは林道をたどる。
 小瀬川に架かる最初の橋を渡ったところから林道を離れて直登コースを選ぶ。


ちょっと急登になると胸から顔面のラッセルになる
 
 膝ラッセルだったのが股から腰のラッセルに変わる。それでも林道をダラダラと廻るよりいい。
 だが、今回は新雪が深く、スピードが上がらない。最急斜面では頭上ラッセルとなってしまった。


このまま行くと頂上へたどり着くのは、午後5時頃になるでしょう
潔く諦めて昼食宴会
 12時で907mピーク。この後、急斜面はないが頂上までは倍以上ある。潔く頂上を諦めた。
 テーブルを作り、タープを張った。アタック登山だったのでシンプルな昼食だった。その方が山らしくていい。


尾根続きの袴腰山
 

庄川対岸の大滝山
 
 14時、907mピークをあとにする。深雪でも降りは速い。3時間半かかった登りを50分で降る。
 途中、晴れ間が広がり、袴越山や大滝山が見えた。ちょっとしたご褒美だった。


降りは新雪に入った方が楽
 

新雪に入り過ぎたか?
 
 頂上を踏めなかった山は心残りとなる。3月の雪の落ち着いた頃にリベンジを誓う。メンバーは増えるかもしれない。
 帰りに五箇山荘で温泉に浸かる。近くは通っていたのだが立ち寄ったのは初めてだった。


雪に埋もれた菅沼集落