丈競山(たけくらべやま) |
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所在地 | 福井県坂井市、永平寺町 | |
青少年旅行村 登山口 |
アプローチ | 九頭竜川をのぼって上浄法寺から青少年旅行村へ |
登山口標高 | 460m | |
標 高 | 1045m | |
標高差 | 3日 単純 585m 累積(+)720m 累積(−)140m 4日 単純△585m 累積(+)140m 累積(−)720m | |
沿面距離 | 3日 4.7Km 4日 3.8Km | |
登山日 | 2011年12月3日〜4日 | |
天 候 | 雲り | |
同行者 | 長勢、岩城、堀、マイちゃん | |
コースタイム |
青少年旅行村登山口(1時間5分)冠岳<休憩10分>(48分)浄法寺山<休憩4分>(20分)丈競山 合計2時間37分<休憩14分含む> 丈競山(20分)浄法寺山<休憩10分>(32分)冠岳(30分)青少年旅行村登山口 合計1時間32分<休憩10分含む> |
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長勢から福井の山に行くか?との誘いが入った。もちろん断る理由はない。参加の返事を返す。 「福井県の山に行ってくる」と言って家を出た。山ノ神は「福井県に山なんてあるの?」と言っていた。山に興味がない人でもそう思うらしい。 確かに福井県と言えば荒島岳ぐらいしか思い浮かばない。 |
12月3日 |
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行き先は丈競山(たけくらべやま)だった。名前が気に入ったとのこと。北峰と南峰の高さを競い合ったというのが名前の由来らしい。 山の背競べの話はよくあって、立山と白山の話も有名だ。両方の山頂に雨樋を渡して水を流したらしい。 勝ったのは立山なので富山県だけに残っている話かもしれない。 |
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冠岳コースから登ってツツジが原コースから降る計画を立てたが、おもいっきり間違えてツツジが原コースを登ってしまう。 どちらからでもよかったので、そのまま行く。 |
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急登のあとのツツジが原から冠岳までは軽いアップダウンが続く快適なハイキングコースとなる。 冠岳の展望台で小休止を入れる。半袖のティーシャツ1枚だけだったので風が冷たい。急いで3枚を重ね着し、休憩後に2枚を脱いで出発。 汗をかかないように、体を冷やさないようにするのがこの時期の大事なポイントだ。 |
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冠岳からは軽い登りが続く。所々に雪が残っている。雲は低く、綿菓子をちぎって敷いたような雲海になっている。 飛行機の窓から覗いているようで気分がいい。雲間に見える川は九頭竜川だろう。 |
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ふわっと出たのが浄法寺山山頂。立派な木造の展望台があった。要らないような気もするが木の葉が茂っていると意外と視界は悪いのかもしれない。どちらにしても今日は必用ない。 |
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浄法寺山から、なだらかに100mほど降って登り返したところが丈競山。浄法寺山からは約1Kmの距離だ。 頂上にぽつんと建つ山小屋はおとぎ話に出てくる家のようだ。祠が2つある。白山大権現が祀ってあるらしいが見ても解らない。 |
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丈競山の避難小屋は清掃が行き届いていてきれいだった。囲炉裏を囲んで正面と右側に板の間があり、2階の両側に寝床がある。 囲炉裏は使われていないようで板が張ってあり、石油ストーブが置いてあった。 |
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外はガスがかかっていて視界ゼロ。やることもなく宴会に入っていく。皆、宴会は嫌いじゃない。と言うより大好きだ。 リュックの半分は食材だった?と思わせるほど料理が出てくる。食べきれないまま酔いつぶれて行く。 |
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目が覚めたらまだ真夜中前だった。飲み残した酒を飲み直す。と皆が起き出してきて2次会が始まった。 明日は降るだけなので時間はたっぷりある。また酔いつぶれるまで飲み続けた。 |
12月4日 |
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若干の二日酔いは予定通り。ワカメのピリ辛スープだけで朝食を済ませ、コーヒーで酔いを醒ます。 |
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竹筒の貯金箱には日帰り100円、宿泊500円のカンパをお願いしますとあった。500円では申し訳ないと想い、1500円を入れる。 あとから思ったのだが、1人500円だったのだろうか?でも1人で使っても20人で使っても灯油の使用量はあまり変わらないと思う... |
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帰りは冠岳から左に折れて展望台コースを選ぶ。こちらも急降だった。どちらのコースを選んでも冬季は辛そうだ。 青少年旅行村までだけでもラッセル距離は相当ある。冬季は龍ケ鼻ダムから登った方がいいと思う。 |
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10時55分、登山口に戻る。この後はお風呂と昼食と観光。まずは龍ケ鼻ダム側にある丈競温泉で汗を流し、おろしそばを食べる。 |
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福井と言えばおろしそばなのだが、おろしそばにも色々あって、今回のようなつけそばもあれば、ぶっかけもある。奥が深い。 いつも思うのだが、蕎麦はお腹いっぱいに食べようと思うと意外と高くつく。たかが蕎麦なのに... |
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お腹がいっぱいになった(?)ところで永平寺観光にむかう。永平寺は我が家の菩提寺の大本山である。 同じく曹洞宗大本山である総持寺との関係は分からないが、父の骨がここに分骨されている。 |
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東尋坊まで足を伸ばす予定だったが時間切れで次回の楽しみとなってしまった。次回があればだが... |
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