洞 山 |
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所在地 | 富山市細入村・富山市八尾町 | |
道の駅「林林」 | アプローチ | 富山から41号線を南下して道の駅「林林」 |
登山口標高 | 230m | |
標 高 | 洞山831m | |
標高差 | 単純600m | |
沿面距離 | 1.7Km | |
登山日 | 2012年2月28日 | |
天 候 | 晴 | |
同行者 | 堀岡 | |
コースタイム | 道の駅「林林」【片掛】(2時間35分)洞山【反射板】<休憩2時間10分>(1時間20分)道の駅「林林」 合計6時間5分<休憩2時間10分含む> |
かんじきしか使ったことのない七尾市の堀岡にMSRのスノーシューを買わせてしまった。ライトニング・アッセント。円高とはいえ、31500円。 いきなりだが、ほかに勧めるものはない。高くてもいいものを買った方が長くつきあえる。「アイゼンも」と言うのはちょっと待ってもらった。 |
責任を感じて、と言うわけでもないがちょっと本格的な雪山に連れて行って、使い方をおぼえてもらおうと思った。 西新山は無理でも大谷の頭(961m)までは行けるだろう。それなりにスノーシューのことが解ってもらえるはずだ。 |
かんじきとスノーシューでは歩き方が違う。おなじスノーシューでも型によって(メーカーによって)も歩き方が変わる。 おおざっぱな言い方を許してもらえるなら、蹴り込むか、置くかの違いだと思う。かんじきは蹴り込む道具だ。 もちろん、平坦な地形ではかんじきも置くし、急登ではスノーシューも蹴り込む。(角度とかは微妙に違う) |
道の駅「林林」の駐車場を借りる。冬の駐車場は狭い。高山線を越えたところに停めたほうがよかったか? MSRを履いてスタート。田のようなところから左の杉林に入り、尾根に出る。 |
堀岡のスピードが上がらない。滑って登れないと言う。滑る? 見てみると本当に滑っている。なぜ滑るんだ? 先頭を代わる。先頭に立ってもやっぱり滑っている。履いているMSRはどちらも今年のモデルの22インチ・ウィメンズ。 |
特に後足が滑ると言う。歩き方を注意深く見ていて気づいた。後足が離れるとき蹴っている。蹴った瞬間に滑っているようだ。 例えれば車のタイヤと同じで、急発進すればスリップするようなものと言えば解ってもらえるだろうか? 原因は解ったが癖はすぐには治らない。何度も滑って体で覚えてもらうしかない。 |
後ろ足で蹴って登る歩き方はよくないと多くの山歩きの本に書いてある。だが、私は蹴りも入れた方がいいという考えを持っている。 これは相手が岩崎元郎さんでも田部井淳子さんでも譲れない。体を持ち上げる筋肉と蹴る筋肉は違う。 両方を使った方が効率的だと思うからだ。 |
11時40分、反射板に到着。洞山の頂上はもう少し先だが反射板も頂上も大谷の頭にくらべれば同じようなものだ。 「大谷の頭まで行って来て」と言われたが、そんな気にはなれなかった。ピーク・ハンターでもないし... 足の部分だけ掘り下げた小さなテーブルを作って、大好きなランチ・タイム。 |
13時50分、反射板をあとにする。最近、ランチ・タイムに時間をかけるのが好きになってしまった。 宴会が好きだからという訳ではなく、まだ降りたくない、山にいたいという気持ちがあるからだと思う。 駆け足で登ってゆっくりし、駆け足で降りる。そういう登山はダメでしょうか? |
左がブラックで右がブルー(堀岡撮影) |
15時10分、登り口に戻る。「林林」はひっそりとしていた。駐車の件、ちょっとホッとした。山装備を解き、道具をしまい、冨山へと向かう。 今日の温泉は「楽今日館」。「ウインディー」の方が好きなのだが何故かそうなってしまった。 |