黒部五郎岳敗退



北ノ俣岳頂上付近のシュカブラ(2013年4月29日撮影)

所在地飛騨市神岡町、富山市大山町
神岡新道登山口 アプローチ飛越トンネル手前の林道から
登山口標高1290m
最高到達点2662m
28日標高差(+)1278m (−)535m(GPSデータより)
28日沿面距離9.6Km(GPSデータより)
29日標高差(+)1830m (−)2573m(GPSデータより)
29日沿面距離20.7Km(GPSデータより)
登山日2013年4月28〜29日
天 候
同行者岩城、板東、堀、浜谷、森
コースタイム
 
28日
駐車場所(45分)登山口<休憩15分>(55分)1700m<休憩15分>(55分)1890m<休憩20分>(35分)寺地山<休憩20分>(40分)北ノ股避難小屋
歩行3時間50分+休憩1時間10分=5時間

29日
北ノ俣避難小屋(1時間45分)北ノ俣岳(30分)赤木岳(20分)最終到達点<休憩10分>(40分)赤木岳(30分)北ノ股岳(1時間)北ノ股避難小屋<休憩1時間10分>(45分)寺地山(25分)寺地山(10分)1400m<休憩10分>(1時間20分)登山口(35分)駐車場所
歩行8時間+休憩1時間30分=9時間30分


 岩城より黒部五郎岳の誘いが入る。神岡の山之村から北ノ俣岳経由のテン泊アタックだ。
 メンバーは20代×1人、30代×2人、40代×2人。それも強者ばかり。
 体力的な不安はあったが参加することにする。

4月28日



 
 

 
 
 初日は北ノ股避難小屋なのでゆっくりだ。避難小屋の横でテントを張るというのも変だが、連休中は泊まれない可能性が高い。


ぎりぎりまで入り車をデポする
 

林道をたどる(登山口まで2.2Km)
 
 神通川第二ダムの駐車場で待ち合わせる。神岡から山ノ村に入り、有峰への林道に入る。
 積雪があり、登山口の2Kmほど手前までしか入れなかった。


飛越トンネル入り口が登山口
 

10時50分、登山道にはいる
 
 前日に降った雪が10cmほど積もっていた。坪足で行く。
 リュックは全員20Kg前後。軽量化を図り、缶ビールは1本しか持たなかったのに18Kgを超えてしまった。


右手に笠ヶ岳が見えてくる
 
 トンネルの右側にスキーヤーのトレースがあった。ショートカットになっているはず。
 ちょっと行ってみたいと思ったが王道の登山道をたどる。リュックが重い。足も重い。


寺地山頂上より北ノ股岳をのぞむ
 

寺地山よりいったん降る
 
 今日の予定は避難小屋までなので何度も休憩を入れながら行く。
 皆も、重い荷物に嫌気がさしているようだ。寺地山からいったん降った後の登りが辛かった。


笠ヶ岳の右に乗鞍岳
 

さらにその右奥に御嶽山
 
 黒部五郎岳をアタックするためには、北ノ俣岳まで行ってテントを張らないと2日目がきつい。
 と、思ったのだが何か秘策があるのかもしれない。参加の身なので計画に従う。


左側には剱岳も見えてくる
 
 秘策と言うより宴会が目的なのかもしれない。あわよくば黒部五郎岳へ行けるかも...
 体調がすぐれず、あまり飲まないうちに、食べないうちにテントに入ってしまう。


14時50分、避難小屋に到着。近くにテントを張る
 
 皆は夜、星空がきれいだと騒いでいた。ちょっとテントから顔を出して見てみたが普通だ。
 子供の頃に大津山で見ていた星空。弥陀ヶ原ホテル時代に立山で見ていた星空。もっとすごかった。

4月29日



 
 

 
 
 


一人、外で朝食をとる
 

多分、避難小屋は満室?
 
 


雪は堅くスノーシューズの歯が効く
 

鍬崎山も後ろから見ると違う山に見える
 

東笠山と西笠山 この右に祐延山と鉢伏山が続く
 

カシミールの鳥瞰図で確認する
 
 


北ノ俣岳頂上
 

風が強いので雪がない
 
 


赤木岳の主三角点
 

北ノ股岳と赤木岳の中間ピークにある祠
 

北ノ俣岳の北ピークにある三角点 バックは有峰湖と東笠山、西笠山、祐延山
 

北ノ俣岳周辺は広い山容となっています
 
 


北ノ俣岳からの降り ゲレンデのような広い斜面
 

登山口にもどる
 

駐車場所の雪は消えてなくなっていた