大道城跡



旧山田村の谷集落から御鷹山を目指したが(2014年2月11日)

所在地富山市旧八尾町、旧山田村
谷登山口 アプローチ富山市山田村の谷集落から
登山口標高280m
大道城跡636m
標高差単純356m
沿面距離片道 1.1Km
登山日2014年2月11日
天 候曇り
同行者単独
コースタイム 谷集落(1時間40分)大道城趾<休憩1時間5分>(35分)谷集落
歩行2時間15分+休憩1時間5分=3時間20分



ほぼ予定通りのコースを歩いた
 

 目的は八尾御鷹山だった。家を出たのが9時過ぎ。登山開始が10時頃だった。
 あまく見過ぎていた。昨年とは雪質も量も違う。それでも行けると思っていた。


谷集落のヘアピンカーブに車を停める
 

ヘアピンカーブから取り付く
 

 気温は氷点下。谷集落は日陰で寒い。身支度を終える頃には手が凍えていた。
 ヘアピンカーブから林道に取り付く。直登は無理。


昨年は通っていない墓場
 

杉林をいく
 

 林道だと思っていたのは墓場への道路だった。昨年は通っていない。
 墓場から尾根に取り付く。杉林の中は雪は堅いがデコボコしていて歩きにくい。


振り返れば遠くに牛岳スキー場のトップが見える
 

 牛岳のほうは青空が出ているのにこちらは雲の下。雪もちらついてくる。
 樹林帯を抜けたあと、田だと思われるところを行く。田と田の間の壁が急登。


モンスターの間をぬって行く
 

頂上が近づくと斜面はなだらかになるく
 

 北西の斜面なので雪は深く、膝ラッセルとなる。
 新雪だったが粉雪ではなく、急登でもスノーシューズの食いつきはよかった。順調に標高をかせぐ。


高岡から砺波、南砺の平野をのぞむ
 

大道城跡は広い平坦地となっている
 

 11時35分、ピークに出た。大道城跡だ。地図を出す。よく見ると御鷹山までかなりある。
 今日の積雪量だと平坦地でも時間がかかる。寒いし、お腹もすいている。御鷹山はあっさりあきらめた。


御鷹山は遠い
 


ランチタイム
 

 持ち込んだ温度計は二つとも0℃を指している。ダウンジャケットを羽織り、ランチタイム。
 おでん、クリーム・チーズ、サラミ・ソーセージ、ホワイト・カップ麺。お腹はいっぱい。


登りの膝ラッセル跡
 

 ひとり、雪山で過ごすランチ・タイム。誰もいないのがいい。
 歌うわけでもなく、叫ぶわけでもない。景色を眺めながら、ぼーっとしている。
 思い返して見ても、何を考えていたのか覚えていない。多分、何も考えていない。


降りは新雪に飛び込んで走り降りる
 

 12時40分、頂上(大道城跡)をあとにする。登りのラッセル跡を見ると意外に深い。
 なだらかな雪面のラッセルは往路も復路もない。深いラッセルは歩きにくいので復路も新雪のラッセルとなる。
 御鷹山へ向かわなくてよかった。


ブナの木
 

ナラの木
 

スギの木
 

 葉だけをみて花の名前を当てるのはだいぶ慣れてきた。木の肌だけみて名前を当てる練習をしよう。
 13時15分、谷集落にもどる。寒い。それに眠い。


谷集落のヘアピンカーブにもどる
 

 玄猿楼に寄って温泉に浸かる。温泉に2時間ぐらい入っていた。半分は寝ていた。
 玄猿楼は外から見ると老朽化しているように見えるが中はきれいだ。新鮮な意外性を感じる。


山田温泉の玄猿楼玄関
 

フロント前のロビー
 


フロントからお風呂への通路
 

岩風呂(男性)と露天風呂(女性)
 

 夢殿浴場は左側が露天風呂で右側が岩風呂となっている。一度露天風呂の方に入ってみたいのだが、男湯と女湯の切り替えは正午(お昼)とのこと。
 午前中に玄猿楼に来ることはないだろう。