大 山 |
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所在地 | 鳥取県大山町 | |
大川寺登山口 | アプローチ | だいせんスキー場 |
登山口標高 | 750m | |
弥山標高 | 1709m | |
標高差 | 単純959m | |
沿面距離 | . Km | |
登山日 | 2014年1月27日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 単独 | |
参考コースタイム 山と高原地図(山と渓谷社) |
登山口(3時間)弥山(2時間10分)登山口 歩行5時間10分 | |
コースタイム |
登山口(1時間55分)弥山<休憩25分>(1時間10分)登山口 歩行3時間5分+休憩25分=3時間30分 |
2年前、大雪で登れなかった大山。麓で3mの積雪があり、まだ降り続いているとの情報で、あきらめた。 今回は地図も用意してきたし、ネットでも調べてきた。天候もよさそうだ。 いっしょに行こうと言っていた仲間がいたが、このチャンスは逃せない。ごめんなさい。 |
「道の駅うさぎ」の朝の車内気温は0℃。暖かい。昨日の朝の4℃は本当に暖かかった。 道の駅を出て大山に向かう。行動食も昼飯も用意していなかったが途中のコンビニで購入する予定。 |
コンビニはなかった。賞味期限の切れたパンをゴミ箱から取り出し、湯煎すればいいだけのご飯をパッキング。 ストーブと水とレトルトカレーもリュックに入れた。ちょっと重くなった。 |
スキー場駐車場の料金所で登山口を聞く。登山口の駐車場はすぐ近くだった。 登山口には月曜日だというのに、すでに20台近い車が停まっている。 今日の登山は1人かもしれないと思っていたので意外だった。ほっとした気分とがっかりした気分が半々。 |
駐車場には次々と車が入ってくる。月曜日なのに若者も多い。地元の若者から情報を得る。 アイゼンとピッケルは必携。スノーシューズは、多分、要らない。 |
200mほど登ったところの踏み跡が深い。このまま標高を上げればもっと深くなるかもしれない。 スノーシューズを取りに戻るか否か、迷っているところへ常連さんみたいな登山者が追いついてきた。 確かめると、スノーシューズは要らないとのこと。親切に教えてくれた若者よ、疑って悪かった。 |
ブナの樹林帯を抜けると一気に視界が広がる。左に剣ヶ峰からの稜線。後に大山のすそ野から日本海に広がる平野。 前方にはまぶしい太陽とこれから登る真っ白な尾根。 |
このあたりから凍った急登となる |
6合目の避難小屋で休憩をする登山者が沢山いた。追い越していった登山者も何人かいる。 まとめて抜き返した。 |
雪面がアイスバーンに変わっていく。ピッケルは出すのが面倒でストックのままいく。 だから転んだら危ない。誘えなかった友人は時々、意味不明の転び方をする。誘えなくてよかった。 |
アイスバーンを超えてから少しずつ先行者を追い抜く。6合目で追い抜いた登山者達もスピードダウンしている。 |
最後、弥山の頂上まで40m程のトラバース。雪庇はあるものとして稜線から少し離れて歩く。 深雪とアイスバーンが交互に現れる。剣ヶ峰までこれが続くのか? |
弥山から剣ヶ峰をのぞむ。行けそうに見えるが、途中から左側がすっぱり切れ落ちていて右側の雪庇も不明。 何カ所か細尾根の急登と急降がある。急登はいいが急降は怖い。引き返した。 |
時間は11時をまわったところ。持ち込んだ食料は食べる気がしない。 麓で美味しいものを食べることにして、11時10分、下山開始。 |
降りでピッケルを出す。雪面はすこし柔らかくなっていたが日陰は凍ったままだった。 午後からでも登ってくる登山者は多かった。 |
6合目の避難小屋に誰もいなかった。のぞいてみる。中は3人ほどが寝られるようになっていた。 設置されている救命そりは登山者用のものらしい。 |
弥山から剣ヶ峰への尾根を振り返る。あの斜面は落ちたら止められない。行かなくてよかった。 |
12時20分、駐車場に戻る。スキー場案内所で登山口の近くの温泉を紹介される。 1年前に出来たばかりの新しい施設だった。 |
ここ数日、誰もいない温泉が続く。ここも入っていたのは2人だけ。 レストランも1組がいただけで閑散としていた。登山者が降りてくればすこしは賑わうのかもしれない。 |
今日の宿泊予定の道の駅「神話の里白うさぎ」に向かう。左手には遠浅の海岸が続いていた。 |