道宗道−1 |
---|
所在地 | 富山県南砺市 | |
西赤尾出発点 | アプローチ | 国道156号線西赤尾 |
行徳寺標高 | 340m | |
高落場標高 | 1122m | |
標高差 | 単純780m 累計(+)1550m 累計(−)770m | |
沿面距離 | 14Km 16Km(GPSデータ) | |
登山日 | 2014年5月31日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 堀岡 | |
コースタイム |
行徳寺【西赤尾】(55分)登山口(50分)922mピーク(40分)小倉山<休憩30分>(25分)宮谷の頭(10分)林道(20分)林道分岐<休憩15分>(15分)旧国道304号線(25分)たいらスキー場(55分)朴峠<休憩5分>(1時間)高落場山<休憩10分>(30分)林道 歩行7時間25分+休憩1時間=8時間25分 |
昔、道宗が歩いたという上平村西赤尾町の行徳寺から井波の瑞泉寺までの道宗道をたどる。 3年前に瑞泉寺〜八乙女山、八乙女山〜オムサンタの森スキー場林道を歩いたことがあった。 車をデポしないと無駄が多いので単独での登山はあきらめていた。 |
相棒が見つかり、その道宗道を2回に分けて歩くことにした。今回は高落場山と高清水山の間にある縄ヶ池に車を1台デポする。 出発地点の上平村に向かうが遠い。この距離を歩けるのだろうかと不安になる。 |
午前8時、西赤尾行徳寺の無料駐車場に車を停めさせてもらって、道宗さんと同じように(?)行徳寺に参拝してから出発する。 行徳寺は1513年に赤尾の道宗が開基したとされる浄土真宗大谷派のお寺である。 まずは国道156号線を北上。橋を渡らずに左に分岐して旧156号線(多分)を行く。 |
途中、漆谷道場の前を通る。道宗道の本には大きな杉の木が2本あると書かれていたが、なかった。 老木化して、危険な状態になっていたので伐採されたのかもしれない。 |
五箇山ICを右に見ながら進む。高速道路の下をくぐり、菅沼集落が右に見えたところで小瀬集落へと左に分岐する。そして、すぐに右への林道へ入る。 林道を折り返したところが登山口だ。登山道小倉線「道宗路入り口」とある。 |
行徳寺から登山口まで歩いて55分。ここからは、いきなりの急登である。 今日のコースの長さを考えてスピードを抑えて登る。それでも汗が噴き出す。蒸し暑い。 |
今日持ち込んだ水分はホットコーヒー350ml、カップラーメン用のお湯500ml、缶ビール350ml、ペットボトルに詰めた水500ml。合計1700mlだけ。 道宗道の本に載っていた水場の水は泡が浮いていて飲む気にはなれなかった。 |
急登が終わってから小倉山頂上、猪越分岐点、宮谷の頭のピークを越えながらのアップダウンとなる。 11時15分、早めのランチ・タイムを取る。お腹がすいたと言うより冷たいビールが飲みたかった。 |
視界が開けたところで見えた前方の景色に唖然とする。たいらスキー所がはるか彼方に見え、高落場山がさらに奥に見える。 どれくらい降ってどれくらい登り返すのだろう。気が遠くなりそうなくらい遠い。 |
林道に降りたって一息つく。未舗装の林道をだらだらと降る。除雪の跡もあった。 左への大きなカーブに道宗道のような木柱が立っていた。文字が見えないのでそのまま通過する。 少し行ってから地図を出してみると林道から尾根への分岐点だった。 |
尾根の道を降って旧304号線へ降り立つ。その舗装道路を700m程たどればたいらスキー場である。 その100mほど先が梨谷川へ降りる分岐となる。 |
梨谷川の橋を渡ったところが高落場山の登山口。これを登っていけば高落場で、その先が縄ヶ池だ。 最後のスタート地点に立てたようで、終着点が想像出来るようになってきた。 |
五箇山街道とよばれた朴峠超えの道は牛も歩いたらしい。そのため、道幅は広く、急登もない歩きやすい道だった。 |
朴峠で方向を迷う。左の林道と右の林道。それに正面の登山道。左の林道が違うのは分かるし、正面の唐木峠への登山道も違う。 問題は右の林道をたどっていいかどうかだ。間違いなさそうだが、何か変だ。 戻ってみると看板の裏に登山道があった。あぶなかった。イージー・ミスではすまない。 |
朴峠からは牛の歩かない道である。急登が続く。だが、これを登り切れば高落場山で、あとは縄ヶ池への降りだけだ。我慢の登り。 持ち込んだ水が残り少なくなり、脱水気味。口の中がネバネバのネバーランドになっている。 |
高落場山からも、いくつかアップダウンが続く。普段ならなんでもないアップダウンなのに辛かった。 |
高落場山からの降りで登山道を整備しているの方と会った。明日は道宗道のを歩くイベントがあるらしい。 林道に降り立った所で「車に乗っていくか?」と誘われた。よろこんで乗せてもらう。 |
軽トラの荷台の荷物の上に後ろ向きに乗ったので怖かった。「ゆっくり走るから...」と言っていたのにかなりのスピードだった。怖かった。 でも、ありがとうございました。 |