道宗道−2 |
---|
所在地 | 富山県南砺市 | |
縄ヶ池 | アプローチ | 縄ヶ池から林道をたどる |
出発点標高 | 975m | |
瑞泉寺標高 | 125m | |
標高差 | 単純△850m 累計(+)585m 累計(−)1435m | |
沿面距離 | 16.5Km 20Km(GPSデータ) | |
登山日 | 2014年6月21日 | |
天 候 | 曇り | |
同行者 | 喜多親子、堀岡 | |
コースタイム |
駐車場所(40分)縄ヶ池分岐(25分)高清水山<休憩10分>(55分)杉尾峠<休憩5分>(1時間10分)赤祖父山(10分)林道(20分)林道分岐<休憩15分>(15分)旧国道304号線(25分)たいらスキー場(55分)朴峠<休憩10分>(20分)扇山(25分)大寺山<休憩5分>()<途中ランチタイム45分>栃原峠(27分)八乙女山(20分)東屋<休憩10分>(40分)閉乗寺公園<休憩5分>(35分)瑞泉寺 歩行6時間25分+休憩1時間30分=7時間55分 |
道宗道の後半に挑む。今回は堀岡の他に金沢の喜多母娘が参加した。 朝6時に道の駅「井波」に集合。ここに車2台を停めさせてもらい、縄ヶ池に向かう。 |
前回降りてきた林道の出合まで車を入れる。ちょっとした勘違いで前回の道をたどらず、林道を行く。 誤差の範囲で許してもらおう。三方尾根で道宗道と合流する。 ひだまり峠(道宗道の中間点)から左の林道に入る。クサリが張ってあり、車は入れなくなっている。 |
7時25分、林道を離れる。左へ降りれば縄ヶ池、右に登れば高清水山。 高清水山は道宗道の最高点(1145m)である。道宗道は距離は長い(約30Km)が標高はそれほど高くはない。 |
高清水山には四方に池がある。西に縄ヶ池とサイ湖、東に青池、南にオエズコ、北側に明神池。 オエズコ以外は常時滞水している。 |
明神池は10m×60mの大きな池で伏流水があり、庄川側へ流れ落ちている。 ミズバショウは花期が終わり、葉だけが池の表面を覆っていた。その上にぶら下がっているモリアオガエルの卵は何かの花のよう。 |
高清水山を降ったところに索道の鉄塔があった。立っているというよりは置かれているような感じで異様な雰囲気だった。 大正時代に祖山ダムや発電所建設用の資材を運ぶために造られたものとのこと。 |
地図に載っていない「杉山」(1110m)の南側に杉尾峠がある。昔は祖山、杉尾から城端へぬける重要な峠だったようだ。 |
赤祖父山の展望台で一休み。刈りあけてあり砺波平野が見下ろせる数少ない場所である。 展望台から90度右に(東に)曲がり、赤祖父山を目指すが行き過ぎてしまった。目立たない山なのか? たどり着いたのは扇山(1033m)。 |
赤祖父山の周辺には「水源の森百選」にも選ばれているブナの原生林が広がる。 扇山から大寺山(928m)を超え、稜線上の道宗道をアップダウンする。 途中、お腹がすいたというより喉が渇いてのランチタイム。泡の出る麦ソーダ(?)が美味しい。 |
12時50分、栃原峠。国道156号線が開通する前は五箇山と井波を結ぶ重要な峠だった。 道宗さんがここから井波に降らずに八乙女山を越えたのは歩くことも修行だったのか? 単に山歩きが好きなだけだったのか? 生きていれば聞いてみたい。 |
杉原峠から15分ほどで風神堂に到着。井波地区に吹き下ろす強風がここから吹き出ていたとの伝説がある。 風神堂の前に穴があり、かすかに風が吹き出ている。 |
八乙女山まで林道と道宗道が平行している。出来るだけ道宗道をたどった。 13時ちょうど、八乙女山(756m)の山頂に出る。そこからいったん林道を横切り、登りかえしたところが三角点のある頂上(752m)である。 |
八乙女山からの降りは昔の道宗道が危険なので廃道となっている。現在は閉乗寺公園経由の八乙女山登山道が使われている。 旧道は2011年に瑞泉寺から登ったときに、急登の藪漕ぎを強いられたところである。 |
いったん道の駅に寄り、リュックを車に降ろして瑞泉寺に向かう。 瑞泉寺の山門前に立ち、100%の達成感。2回に分けた30Kmを1日で抜けた道宗さんはすごい。 僧侶の衣を身にまとい、トレランの選手のように山を駆ける姿を想像すると可笑しい。 |
瑞泉寺の山門前から降る、門前町井波の八日町は石畳の坂道が続き、風情がある。 電線を地下に埋めて電柱をなくしたらもっと格好いいだろうと思った。 |
今年はマイマイガが大発生しているらしい。1979年以来35年ぶりとのこと。 八尾町の大長谷地区や南砺市の平、利賀地区が特に酷いらしい。そこに半袖で飛び込んでしまった。 マイマイガは毒性が弱いらしいが、アレルギー体質なのでやられてしまった。 |