池ノ平小屋開け |
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7月5日 |
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所在地 | 黒部市宇奈月町 | |
阿曽原 | アプローチ | 黒部川下ノ廊下 |
登山口標高 | 850m | |
池ノ平小屋 | 2040m | |
標高差 | 単純1190m 累積(+)1300m 累積(−)△110m | |
沿面距離 | 5.2Km(GPSデータより) | |
登山日 | 2014年7月5日 | |
天 候 | 晴れ後曇り | |
同行者 | 総勢13名 | |
参考コースタイム 山と高原地図(山と渓谷社) |
阿曽原(3時間10分)仙人温泉小屋(2時間)仙人池ヒュッテ(15分)仙人峠(30分)池ノ平小屋 合計5時間55分 | |
コースタイム |
阿曽原(50分)阿曽原峠<休憩20分>(1時間10分)雪渓<休憩30分>(2時間15分)仙人峠(20分)池ノ平小屋 歩行4時間35分+休憩50分=5時間25分 |
昨年は家を空けることが出来なかったので小屋開けに参加できなかった。 手に入った貴重なコンサートチケットが小屋開け日と重なり、今年も参加できないと諦めていた。 「1泊でもいいからおいでよ」と誘われて参加。懐かしい人達と再会することができた。 |
宇奈月町にある米澤商店前に集合。大阪組は前日から米澤宅に泊まり込み。富山、新潟組は当日の朝、宇奈月に集まる。 |
阿曽原小屋前で身支度を終え、9時40分出発。登山道は草に覆われていて、ところどころで道を失う。 10時30分、仙人峠に到着。水平道から上は廃道となっていて通行禁止になっている。 入山される方は雲切新道から入ってください。 |
仙人峠から先は崩壊が進んでいて、危険なところも多くなった。12時ちょうど、仙人谷に降り立つ。 ここでランチタイム。アルコールを持ち込んだのは2人だけ。皆さん慎重です。 |
12時30分、出発。ここからが本番。仙人峠まで雪渓が続く。薄いところや割れているところがあるので慎重に行く。 |
仙人温泉上部の雪渓は今年も切れていた。偵察に行くが、岩場もあって全員が通過するのは無理と判断。 仙人小屋を迂回するように合図を送る。戻るのが面倒でそのまま岩場を突破。先をいそぐことにする。 |
GPSの緯度経度が狂っていて現在地が分からない。右に、左に分かれている雪渓は斜度のなだらかな方を本流と決め打ちして行く。 休まず歩いて、14時45分、仙人峠に到着する。 |
途中にある雪渓のトラバースが嫌で、アイゼンをはいたまま歩く。岩が混じった登山道は歩きにくい。 15時5分、池ノ平小屋に到着。 |
玄関にあると言われたバールとハンマーが見つからない。発電機室にもバールがあると聞いていたのでそちらのパネルを外してバールを手に入れた。 13箇所あるパネルを全部外す。1泊しかしないので、これくらいは働かないと申し訳ない。 |
16時10分、和田が到着。一昨年は2人が先頭で小屋に着いた。14時55分だった。 今年はコースが分かれてしまい、山菜採りなどに時間を取られてしまったようだ。 |
皆が集まってから管理棟(厨房)と小屋の間の屋根をかけて、今日の作業は終了。 宿泊棟と厨房の掃除や水の煮沸などは女性陣が済ませている。あとは飲むだけ。 |
恒例の小屋開け日の宴会。全員が無事に到着して小屋も無事。発電機も再稼動して明かりがともり、持ち込んだつまみで再会を祝う。 ひょっとしたら、ひとシーズンの中で、最高の日なのかもしれない。 |
7月6日 |
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所在地 | 黒部市宇奈月町 | |
阿曽原 | アプローチ | 黒部川下ノ廊下 |
登山口標高 | 850m | |
池ノ平小屋 | 2040m | |
標高差 | 単純1170m 累積(+)170m 累積(−)△1340m | |
沿面距離 | 5.8Km(GPSデータより) | |
登山日 | 2014年7月6日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 和田 | |
参考コースタイム 山と高原地図(山と渓谷社) |
池ノ平小屋(30分)仙人峠(15分)仙人池ヒュッテ(1時間10分)仙人温泉小屋(1時間50分)水平道(50分)仙人ダム 合計5時間55分 | |
コースタイム |
池ノ平小屋(30分)仙人峠<休憩5分>(1時間15分)仙人温泉小屋<途中山菜採り30分>(40分)旧道<休憩10分>(30分)阿曽原峠<休憩10分>水平道<休憩10分>(35分)仙人駅 歩行3時間35分+休憩1時間=4時間35分 |
1泊だけで参加した約2名。たいしたこともしないうちに下山。呼んでくれてありがとう。 |
小屋開けの最初の仕事は水の確保。水源地を掘り出して、ホースで引水する。 これが終わると一安心。台所の仕事も掃除もなにもかもはかどるし、風呂にも入れる。 |
今回もアイゼンをはかずに下山する。途中、アマナを採り、ススタケを採り、ウドを採り、ヨシナ(カタハ、ミズナ)まで採った。 ウドはリュックに入らず、外側にくくったらこんな格好になった。和田が言った。「ウドを背負って」。 |
来年は2泊以上します。水源地を掘り当ててから、帰ります。よろしく。 |