マレーシア旅行 |
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12月5日 |
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富山空港からインチョン空港経由でコタ・キナバル(東マレーシア)へと飛ぶ。 前日は名古屋でアート・ガーファンクルのコンサートがあり、真夜中に帰っての忙しい出発だった。 |
旅行を誘ってきたのは柵。同じ会社に勤める仲間だ。マレーシアの友人に会うのも旅行の目的の一つらしい。 彼はその前の週にもドバイに家族旅行で行っている。忙しい男だ。 |
富山空港からアシアナ航空でインチョン国際空港に飛ぶ。機種はエアバスのA321−200。 韓国の地表がやけに白く見えたのは雪だった。ソウルは寒そうだ。 |
インチョン国際空港は永宗島と龍遊島の間にあった干潟を埋め立てて作られた飛行場である。 関西国際空港や中部国際空港のように海の上に作られた空港では無いが島に作られた空港である。 |
インチョン国際空港で大失敗。エスカレーターで地下に降りてスターライン(無人電車)で搭乗棟へ行ってしまった。 スターラインでの往復は出来ない。誤進入を防止するための搭乗券チェックをしているのを帰ってから知った。 確かに女性が二人、エスカレーターの乗り場で看板を持って立っていた。何か言いたそうだったが何も言われなかった。ちょっと不安を感じた一瞬だった。 |
地下へ降りたとき電車が入ってきて沢山の人が降りてくる。それを見て、行き来出来るんだと勘違いしてしまい、搭乗棟行きの電車に乗り込んでしまった。 戻れなくなっているのに気がつかず、のんきに辛ラーメンを食べる。めちゃくちゃ辛かった。 |
柵との待ち合わせが18時半だった。旅客ターミナルに戻ろうとしたがスターラインへの通路が無い。 インフォメーションコーナーで34番の搭乗ゲートに行きたいんだと言うと、驚いて搭乗券を見せろ、どうやって来たんだと聞いてくる。悪い予感は当たった。 |
しばらく待たされてからやってきた男性に訳を説明する。フライトが20時だからそれまでに戻れるようにするから心配するなと言われる。 友人と18時半に待ち合わせていると説明すると裏口からセキュリティーチェックへ向かい、チェックを済ませて、スターラインに乗れるようにしてくれた。 スターラインから降りて、前に通ったセキュリティーチェックを通り、搭乗ゲートへと戻った。 |
インチョン国際空港は世界50カ国からの乗り入れがある。インフォメーションコーナーでもセキュリティーの男性も日本語は通じなかった。 日本は近くても世界の中の50分の1でしかない。 |
12月6日 |
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真夜中にコタ・キナバル国際空港に着いて両替所を探すが、閉まっていた。 ドル札でタクシーを頼む。空港からホテルまで20ドル。 チェックイン後にコンビニでビールを仕入れてマレーシア最初の夜を過ごす。 |
午前中は市内のマーケットでウインドーショッピングを楽しむ。 大きなマーケットで2階は半分がレストランになっていた。だが閉店した店が目立つ。 午後から小型バスに乗ってコタ・キナバル国立公園へ向かった。10人乗りのバスで満車になるまで待たされる。 我々が最初の客だったので30分ぐらい待たされた。 バスの運転が酷かった。バスの能力と運転の能力の限界を探るような運転で前後左右に揺さぶられる。 前に乗っていたのでスピードメーターが見える。90Km。高速道路では無い山岳のアップダウンが続くワインディングロードでだ。 帰りのバスも速かった。ちょっとでも直線道路があると前の車がなんであれ追い越す。 ベトナムでは大型バスが大型バスを追い越していたから、マイクロバスが車を追い越すのは許せるか。 バスを降りてからカメラがないのに気づく。キナバル公園で落としたのだ。 買って間もないPanasonic TZ-60。カメラは金で解決できるが今日1日のデータは戻らない。 予備のカメラ(TZ-30)を持ってきていてよかった。夕方からはそれで撮る。 |
コタ・キナバルの街は海沿いに面した小さな街である。市街は歩いてまわれる距離だ。 海岸沿いのレストランで旅行最初のディナーをとる。マレーシアなのにスパゲッティーを注文してしまった。 柵は禁煙中とのことだったが「水たばこ」ならいいだろうと、煙を楽しんでいた。 |
マレーシアは赤道に近い国である。夜はTシャツ1枚でちょうどいい感じだ。 ホテルは小さかったがバス・タブがあったのはうれしかった。Wi-Hi が使えたのもうれしかった。 コンビニ(セブン・イレブン)で仕入れたビールで夜を過す。 |