台湾初日(2014年11月9日)


富山空港〜桃園空港〜九分〜桃園
(宿泊:桃園住都大飯店)


富山空港出国ゲイト
 

チャイナ・エアー・ラインのB737-800
 

 台湾旅行の広告が新聞に載っていた。九分〜台中〜台南〜高雄〜花蓮〜台北と台湾をすべて回って49,800円。
 すぐに山の神と2人で申し込む。出発まで残り4日だが用意するものはあまりない。
 彼女にとっては中国についで2回目の外国旅行となった。


B737−800の主翼の先端はブレンデット・ウイングレット
 

 富山きときと空港10時50分集合。搭乗手続きを終えて台北行きのB737−800に乗り込む。
 チャンギ空港(シンガポール)もノイバイ空港(ベトナム)もほとんでフリーで通ったのに富山空港は厳しい。
 ベルトまで外された。


チャイナ・エアーラインの機内食
 

B737−800の機内
 

 富山空港発12時50分で桃園空港着15時40分。時差が1時間あるので乗っていた時間は3時間50分。
 空港から「九分」までバスで移動する。(「九分」の「分」はにんべんに「分」なのだが変換できないので「分」で表示)


台湾の桃園市内が見えてくる
 

桃園空港に到着
 

 台湾桃園国際空港は台北市の西側20Kmほどのところにあり、台北市の東側30Kmにある九分まで移動距離は50Km。
 今晩のホテルは桃園。また50Kmを戻ることになる。翌日の行程が厳しいのか?


千と千尋の神隠しのモデルとなった九分
 

 「九分」(チウフエン)は戦前にゴールドラッシュに沸いた金鉱「金瓜石」に近いところにあった街である。
 「金瓜石」は当時、東洋一の産出量を誇っていたが戦後に閉山となり、「九分」も衰退した。


街は昔のままなので
 

階段も狭い
 


今は観光地として賑わっているが
 

昔はどうだったんだろう?
 

 衰退したまま残っていたものが郷愁をそそる街並みとして復活したのが現在の観光地「九分」である。
 宮崎監督の「千と千尋の神隠し」の舞台となったので日本でもその名前が知られるようになった。


他のアジアの商店街とは違う
 

すっきりしている
 

 「九分」でまず驚いたのは日本人の多いこと。すれ違う団体客のほとんどが日本人だ。
 聞こえてくるのは日本語ばかり。これはアルペンルートで感じた「ここは日本なのか?」の逆バージョン。


食べてみたいと思ったが
 

時間が足りなかった
 

 日本の観光地に来ているような雰囲気だった。観光地で「外国に来ているみたいだ」と嘆く日本人に見てもらいたい光景であった。


この前で集合してホテルへ向かう
 

 9時過ぎに九分に戻り、ホテルに入る。宿泊は「桃園住都大飯店」。
 冷蔵庫は空なので近くのコンビニ(セブン・イレブン)でビールとつまみを仕入れた。


大津山の夜景と似ている