天蓋山



頂上に立つ洋平

所在地飛騨市神岡町山之村
登山口 アプローチ富山市より車で2時間 山之村
登山口標高925m
標   高1527m
標高差単純602m
沿面距離片道2.7Km
登山日2014年12月27日
天 候
同行者洋平、堀岡
参考コースタイム
岐阜県の山(山と峡谷社)
登山口(2時間30分)天蓋山頂上(1時間50分)登山口
合計4時間20分
コースタイム夕顔の駅(4時間20分)天蓋山頂上<休憩1時間40分>(1時間30分)夕顔の駅
歩行5時間50分+休憩1時間40分=7時間30分



夏道をたどらず尾根の直登コースを選ぶ(2回目)
 

 二人から同時に山行きの誘いが入る。洋平の希望は天蓋山。
 積雪が足りないかと思ったら150cmほどあるという。さらに前日も降雪があった。決定。


神岡の宙(スカイ)ドームでトイレ休憩
 

 7時に大沢野のバローで待ち合わせ、1台に乗り合わせて国道41号線を南下する。
 神岡から山之村へと県道に入るとすぐに圧雪状態となった。


山之村への道路は圧雪状態
 

伊西(いにし)隧道
 

 夕顔の駅まで行くと、軽トラが3台停まっていた。洋平が猟かもしれないと言う。
 撃たれないようにしなければと思ったが、キャンプ場のバンガローの屋根雪下ろしだった。


夕顔の駅の近くに車を停める
 

 屋根雪下ろしをしている人達にあいさつする。「雪が深いから気をつけていかれ」と帰ってきた。
 キャンプ場最後の水場から先はトレースなし。膝ラッセルで新雪に踏み込む。


キャンプ場の屋根雪下ろしの人達の足跡
 

グランドの横の水場
 

 小さな川を渡って急登を登る。枝から落ちた雪で少し固まっていて楽をさせてもらう。
 尾根沿いの急登では膝上のラッセルになる。足が短いと不利だ。


膝ラッセルが続く
 

急登では膝上ラッセル
 

 堀岡には距離は短くてもいいからと、ラッセルのローテーションに加わってもらう。
 もう初心者を卒業してもいい頃だ。いつまでもおんぶにだっこでは一人前になれない。


4時間超のラッセルで頂上へ
 

 13時5分、頂上に立つ。8時45分に出発したので4時間20分かかったことになる。
 途中、軽い休憩を数回入れているので実質4時間。


剱岳と別山、立山
 

鑓ヶ岳
 

 気温が上がらないせいか視界は良好。剱岳から笠ヶ岳まで見渡せた。
 頂上の少し南側で風を避けてのランチタイム。朝8時半の山之村の気温がマイナス7℃だった。
 太陽が出ている分、暖かいが気温はマイナス5℃ぐらいだろう。


犬かと思ったら雪だった
 


頂上の標識は雪の中
 

標識を掘り出す
 

 14時45分、頂上を後にする。新雪に飛び込むほどのスペースも無く登りのトレースをたどる。
 日陰に入ると顔が痛く、手がじんじんする。ペットボトルで持ち込んだ水も凍っていた。


登りのトレースをたどって下山
 

 降りは登りで使ったコースを少し訂正した。尾根をまっすぐ降りた方がすっきりしている。
 グランドを越えたらすぐ上で小川を超えたほうがいい。この尾根沿いのコースは冬季のベスト・ラインだと思う。


16時15分、登山口に戻る
 

冬季休刊中の夕顔の駅
 

 山之村から神岡へ降りる県道から御嶽山が見えた。相変わらず噴煙が出ているようだ。


御嶽山の噴煙が見えた