池ノ山



池ノ山からのぞむ北ノ俣岳と黒部五郎岳

所在地富山市(旧大山町)、飛騨市(旧神岡町)
詳細 アプローチ茂住から林道を辿り長棟から
登山口標高清五郎谷林道1060m
標   高1369m
標高差309m
沿面距離3.3Km
登山日2015年5月30日
天 候晴れ
同行者洋平、中川、高知尾
コースタイム 林道(45分)取り付き(25分)池ノ山<休憩25分>(25分)取り付き(30分)ランチ場所<ランチタイム45分>(25分)駐車場所
歩行2時間30分+休憩1時間10分=3時間40分



 
 

 洋平から池ノ山への誘いが入る。いつも急だ。今回のメンバーはカミオカンデで働く中川と東大院生の高知尾。カミオカンデの上にある山が気になるらしい。
 池ノ山の後に六谷山に登る予定だったが、落石で登り口まで行けずに林道歩きを強いられた。
 時間的に六谷山はキャンセル。


林道を行く洋平、中川、高知尾
 

清五郎谷にあった小屋の跡
 

 子供の頃、清五郎谷で大津山全山をあげてのスキー大会が毎年開催されていた。
 大きな鍋で豚汁が振る舞われた。真冬に山を越えて来ていたのが信じられない。


清五郎谷上部の林道
 

ここから取り付く
 

 清五郎谷の上から藪に入る。以前より歩きやすくなっていた。誰かが整備したようだ。
 稜線に出てからさらに歩きやすくなる。かるくアップダウンを繰り返して池ノ山山頂に立つ。
 樹木に覆われた頂上からの展望はよくない。三角点の周りが刈り払われているだけだ。


北ノ俣岳と黒部五郎岳
 

 洋平の話では頂上から東に降ったところに祠があったとのこと。探しに向かったが見つからなかった。
 30年以上も前の記憶なので、方向も距離もあてにならない。祠探しは諦めた。


ビロードモウズイカ(ナチュラリスト中川が検証)
 

池ノ山の三角点
 

 長棟集落は父が幼少の頃に高山市から養子に入って育ったところ。理由は聞かないままになってしまった。
 大津山に育った頃によく遊びに来たところでもある。長棟は石仏と神社だけが残る、記憶の中の集落になっていく。


長棟集落跡に残る不動明王、地蔵菩薩、不明の石仏
 

長棟集落の神社
 

 六谷山の登山口に地蔵菩薩が2体残っている。場所は飛騨と越中を結ぶ茂住峠。
 400年を越える歴史を持つ長棟集落。この地蔵様達は峠を行き交う人々の安全を祈ってくれていたのだろう。


茂住峠の地蔵菩薩2体