金剛堂山 |
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所在地 | 利賀村 八尾町 | |
栃谷登山口 | アプローチ | 八尾町から大長谷の室牧ダムをさかのぼり栃折峠を超え利賀村百瀬に至。百瀬の最上流に栃谷登山口がある。利賀村からも百瀬に入ることが出来る。 |
登山口標高 | 778m | |
標 高 | 1638m(前金剛) | |
標高差 | 単純860m 累計990m | |
沿面距離 | 片道4.5Km | |
登山日 | 2015年10月5日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 単独 | |
参考コースタイム とやま山歩き(CAP) | 栃谷登山口(2時間30分)前金剛(1時間30分)栃谷登山口 歩行4時間 | |
コースタイム | 栃谷登山口(1時間50分)前金剛<休憩30分>(1時間10分)栃谷登山口 歩行3時間+休憩30分=3時間30分 |
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過去の山行記録を何気なく読み直してみた。最近の山行記録とは何かが違っていることに気づいた。 過去の山行記録からはどんな低山であってもドキドキ感やワクワク感が伝わってくる。 最近の山行記録からは感じられないものである。 より厳しい山、難し山を追いかけてきた中で、失ってきたものがあったのかもしれない。 |
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そんなこともあって、一人、金剛堂山に向かった。最近では登る気もしなかった山である。 一歩一歩を運ぶ登山道を、次々に現れる木々や花達を、流れる風を感じたいと思った。 |
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栃谷登山口には3台の車が停まっていた。平日でもあり、登山者は少ないようだ。 10時5分、出発。トレーニング登山ではない。五感を研ぎ澄まして行く。 |
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なだらかなトラバース気味の道を行くと沢に出る。ここからジグを切った急登となる。 急登が終わったところにあるのが1Kmの標識。この後、頂上まで2Km、3Km、4Kmと全部で四つの標識がある。正確ではないが目安にはなる。 |
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だらだらと登るのは好きじゃない。頂上までの距離と標高差を計算しながらペースを作っていく。 呼吸が乱れず、心拍数が上がらず、汗をかかないぎりぎりのペース。 |
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11時55分、頂上に到着。5人パーティーが宴会をしていて、方位盤がテーブルになっていた。 何処の山でも見かける光景だが、方位盤はテーブルではないし、個人用のものでもない。 |
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ちょっと距離を置いてラーメンを作る。頂上の空気を体いっぱいに吸い込んで、12時25分、下山開始。 急ぐでもなく、ゆっくりでもなく降って、13時35分、登山口に戻る。 |
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帰りに廃業したスキー場「スノーバレー利賀」に寄った。廃墟となった施設には独特の雰囲気がある。 かつて、そこに住んでいた人達の想いが今でも残っているような気がするのである。 自分が育った大津山。父が育った長棟。残っているのは記憶の中にある映像と思い出だけ。 |
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やがては地球全体が廃墟となっていくことは避けられない。それを眺められる者がいないのが残念。 だが、宇宙の時間が流れる中で地球の歴史などないに等しいものだ。しょうがない。 |
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百瀬村にある温泉「天竺の湯」に寄る。「大長谷温泉」とは比べものにならないくらいの大きさがある。 白木峰の麓と金剛堂山の麓にある、似たような温泉だが、知名度が違うからか? |
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