夫婦山



正面の尾根(東尾根)を登って左の尾根(南尾根)から降った

所在地富山市八尾町
小井波 アプローチ八尾町から久婦須川に沿って南下し、桐谷に入り、村の入口近くで右折。久婦須川を渡り、小井波峠を超え、下ったところが小井波集落
登山口標高460m
標   高784.1m
標高差単純324m
沿面距離登り1.1Km 降り1.3Km
登山日2015年1月29日
天 候晴れ後曇り
同行者単独
コースタイム 小井波(1時間25分)男峰<休憩25分>(35分)小井波
歩行2時間+休憩25分=2時間25分含む>



尾根を間違えてしまい途中で右に訂正した
 

 天気は悪いもだと思っていたら、以外にいい。なかなか崩れない。
 時間は遅かったが近くの山に向かった。家を出たのは10時半をまわっていた。


11時25分、除雪の壁を越えて行く
 

安易に取り付いたが尾根を間違えていた
 

 しばらく登っていない夫婦山。近くにあって、そこそこ楽しめる山である。
 豚舎近くの道路に車を停めて身支度を終え、出発したのは11時25分。
 時間が遅かったので一番距離の短い東尾根を直登することにした。


右の方に東陵が見える
 

この細尾根を越えてから右の尾根に向かった
 

 豚舎の横を通り過ぎてそのまま尾根に取り付いた。しばらく登ってから尾根が違うことに気づいた。
 正しい尾根は右側にある。間に谷があって行けない。


斜度は40度くらいありそうだ
 

 何とかなるだろうと、上へと向かう。谷は徐々に小さくなり夫婦山を横切っている林道で消えた。
 林道を少し戻って東尾根に取り付いた。


灌木が繁る細尾根が続く
 

 細尾根は灌木や杉の木に遮られ、おまけに急登。ジャングルジムみたいな枝の間を腕力で登る。
 スノーシューズやストックが枝に引っかかり、上から落ちてくる雪が首筋に入る。


本日の核心部がここだった
 

 「もう戻れない」と思いながら、見上げた先に2段の雪の壁があった。
 下は30cmほどの幅の壊れやすい2mの壁。上は幅は広いが2m以上ありそうなオーバーハングの壁。

 逃げ道はない。下の壁は横にあった木の枝を利用して越えた。上の壁は左に回り込んで越えた。滑り落ちたらそれまで。久しぶりに吐き気を感じた。


この景色は見覚えがある 頂上が近い
 

ラッセル跡を振り返る
 


無事頂上に到着
 

 斜面がなだらかになるとすぐに頂上だった。時間は12時50分。駐車場所から1時間25分。
 スコップで簡単なテーブルを作ってランチ。持ってきたのはきしめんとカレールウ。


斜面を利用して簡単にランチ場所を作る
 

今日はカレーきしめん
 

 降りは南の尾根を使った。コルまで降りてみると林道が通っていた。松瀬の方に降りているらしい。
 ジグを切っている林道をショートカットしながら降る。


南陵を降る
 

45度近くはありそうだ
 

 麓近くで沢に降りた。失敗だった。やはり沢は危ない。左の尾根に登り返した。
 その尾根は登りに使った尾根だった。登りのトレースに合流して駐車場所まで戻る。


途中で沢に降りたのは失敗だった
 

 夫婦山の東尾根は2回目。4年前も苦労したが雪の積もり方で危険度は違う。
 単独ではもう行かない。行くなら2人で簡単なザイルも持ち込む。


13時50分、車に戻る
 

 帰りに本法寺下の江本商店で豆腐を3丁買った。1丁170円。ちょっと高いが美味しい。
 こんばんは湯豆腐で1杯か?