大品山



瀬戸蔵山の反射板

所在地富山市原
ゴンドラ山頂駅 アプローチゴンドラで山頂駅へ
登山口標高1174m
標   高1404m
標高差単純230m 300m(登り) △810m(降り)
沿面距離5.5Km 2.4Km(登り) 3.1Km(降り)
登山日2015年1月12日
天 候
同行者中嶋、安藤
参考コースタイム
山と高原地図(山と渓谷社)
ゴンドラ山頂駅(40分)瀬戸蔵山(1時間)大品山(2時間30分)粟巣野
歩行4時間10分
コースタイム ゴンドラ山頂駅(1時間10分)瀬戸蔵山(1時間20分)大品山<休憩55分>(2時間35分)粟巣野
歩行4時間55分+休憩55分=5時間50分



粟巣野から登る予定だったが積雪が多くゴンドラからに変更
 

 人生初めてのインフルエンザで1週間の外出禁止令をくらってしまった。
 39〜40度の熱による頭痛、関節痛に筋肉痛。2日間、何も食べられなかった。
 なんとか中嶋から誘われていた大品山に間に合う。体力に不安を感じながらも山に向かった。


ゴンドラ山頂駅
 

山頂駅の上で身支度する
 

 粟巣野から登る予定だったが積雪量から劇ラッセルが予想される。ゴンドラからに変更した。
 平地で膝ラッセルなら斜度20度で腰ラッセル、30度で胸ラッセルとなる。


大品山からの降りは要注意
 

 ゴンドラ山頂駅で身支度を終えて8時50分、出発。山スキーとスノーシューズの二人が先行している。
 先行者達には二つ目のピークで追いつく。


先行者が二人いて助かる
 

途中から交代でラッセル
 

 深雪に強い山スキーヤーが先行していく。だが、スノー・シューザー(スノー・シューズを履いている人)にメリットは多くない。
 ラインも違うので山スキーの跡はない方がすっきりしていていいと思う。


瀬戸蔵山のブナ林はいつ見てもきれいだ
 

 小休止する二人を残して瀬戸蔵山からは3人が先行する。瀬戸蔵山から大品山までは、最後の200mあまりの急登をのぞけば、比較的なだらかなアップダウンが続く楽なコースだ。


大品山で1時間のランチの後粟巣野に向かう
 

 11時20分、大品山頂上に立つ。思ったより早く着けたのは、やはり5人の力だ。
 鍋焼きうどんのランチは中嶋とダブル。正月の洋平も鍋焼きうどんだった。流行っているのか?
 ネギと生卵を持ち込んで美味しさを倍増させる(?)


左に寄りすぎてトラバースを強いられた
 

貯水池に降り立つ
 

 ゴンドラの乗車券は往復(1000円)を買ったが粟巣野へ降りることにする。
 間違いなく粟巣野に向かって降りられるかのルートファインディング能力が試される。
 こういうのは大好きだ。GPSは見ないで勘だけを頼りに降りる。


導水管を振り返る
 

導水管の彼方に千寿ケ原の鉄橋が見える
 

 右に降りると真川の絶壁という意識が強すぎて左に寄りすぎてしまった。
 最後は貯水池方向に向かってしまい尾根へのトラバースを強いられた。


粟巣野スキー場まで戻る
 

粟巣野スキー場
 

 貯水池から細尾根を降り、粟巣野スキー場の上部に出る。リフト沿いを歩いてミレットまで降りた。
 ミレットでコーヒーをご馳走になり、ゴンドラの駐車場に戻る。グリーパーク吉峰で体を温めて帰路についた。


粟巣野スキー場のミレット
 

 雪山のラッセルに何故惹かれるのだろう? 子供の頃の原体験からか?
 怠惰な日常生活からちょっとだけ離れた世界が生きている緊張感を思い出させてくれるからだろうか?