小佐波御前山 |
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所在地 | 富山市(旧大沢野町) | |
折谷 | アプローチ | 福沢から黒川をのぼる |
登山口標高 | 287m | |
標 高 | 754m | |
標高差 | 単純467m | |
沿面距離 | 片道2.4Km | |
登山日 | 2015年1月25日 | |
天 候 | 曇り | |
同行者 | 単独 | |
コースタイム |
折谷(2時間20分)小佐波御前山<休憩50分>(1時間15分)折谷 歩行3時間35分+休憩50分=4時間25分 |
池ノ山へ行く予定だったが天気予報がよくなかったのでゆっくりしていた。 雨があがり、天候は回復模様。小佐波御前山の最短ルート探索に向かう。 前回の石渕集落からのルートは最短とは思えない。 |
折谷集落からのルートは2つ考えられる。右から広い斜面を行くルートと、左側の尾根を回り込むルート。 雪崩の心配の少ない尾根ルートを選ぶ。 |
対岸に渡る橋の横に「下小阪バス停」の看板があった。この時期でもバスが走っているのだろうか? 橋は融雪装置があり、水が流れている。対岸の家からは煙が上っている。 老人が1人で納屋の屋根雪下ろしをしていた。小佐波御前山に登ってきますと言うと、イノシシが毎日出てるから気をつけて行かれと言われた。 |
10時20分、家の裏からの急登を登る。いきなり目の前に子供のイノシシが現れた。 驚いたのはどちらも一緒のようでイノシシは逃げていった。急いでカメラを出してシャッターを切ったがお尻しか写っていなかった。 |
このコースは左が切れ落ちていて右は深い谷になっている細尾根だ。 細尾根の上に大きな木があったり、灌木が生い茂っていると、どちらかに逃げないといけない。腕力勝負になったりする。 アップダウンを含むその細尾根が400mほど続く。 |
その後、急登の細尾根が200mほど続き、広い急登が100mほど続く。 急登を登りきると広い斜面になる。もう難しいところはないはずだ。 尾根に出ると楡原の集落が見えた。今生津からのルートに出たらしい。 |
夏道があるはずの細尾根をたどって頂上に出た。6人パーティーが帰って行くところだった。 誰もいなくなった頂上でモツ煮込みうどんを作る。 |
小屋の向こうから人の声が聞こえてくる。横田さん、堀シェフ、初対面の女性の3人パーティーだった。 展望台で宴会をしていたらしい。松田君が石渕からスキーで登ってきていたと言う。 石渕ルートはメジャーになりそうだ。 |
13時30分、頂上を後にする。広い斜面に飛び込みたい衝動を抑えて尾根をたどる。 降りはちょっと方向を間違えただけでとんでもないところに出る事があるので怖い。 |
左の沢に逃げたくなる衝動も抑えて細尾根を行く。沢は急に細くなり雪が切れているところも見えた。 デブっているところもある。尾根をたどったのは正解。 |
細尾根も一度歩いたところなので特に危険も感じずに降った。 正面に見える山は二子山。東峰と西峯が一直線に並んでいるので1つ(西峯)しか見えない。 |
最後は左から家の横に降りる。地図に線を引いていたときはそこから登るつもりだったのに、家の裏から取り付いてしまい、急坂を登ることになってしまった。 慎重さが足りない。 |
下双嶺には橋脚だけが建っている場所がある。橋もなければ道路もない。 てんとびトンネルは1990年の竣工なのに使われていない。道路の整備が進んでいくうちに住民がいなくなってしまったのだろう。 |
田の基盤整備にも似たようなことがある。竣工前に「田を続けます」と署名した人達が、完成する頃に年を取って耕作が出来なくなってしまっている。 基盤整備された田が荒れ放題になっているのをあちこちで見かける。 |
折谷の人は納屋で薪の整理をしていた。無事戻ったことを報告して車に戻る。 目の前に連なるのは4日前に石渕からたどった尾根だ。アップダウンが少ないいいルートだ。 |
今回歩いたところはお勧め出来るようなルートではなかった。 灌木の多い細い稜線はスノーシューズが引っかかって歩きにくい。 谷側にぶら下がって越えなければならないような腕力の要るところもある。 次回はもう少し北側のルートから登ってみよう。 |