小佐波御前山 |
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所在地 | 富山市(旧大沢野町) | |
折谷 | アプローチ | 福沢から黒川をのぼる |
登山口標高 | 287m | |
標 高 | 754m | |
標高差 | 単純467m | |
沿面距離 | 片道1.8Km | |
登山日 | 2015年2月4日 | |
天 候 | 晴れ | |
同行者 | 単独 | |
コースタイム |
折谷(2時間25分)小佐波御前山<休憩45分>(45分)折谷 歩行3時間10分+休憩45分=3時間55分 |
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国道41号線の赤谷横の尾根から池ノ山に登れないかと考えていた。久しぶりに天気予報がよかったので出かける。 車を停めて斜面を見る。斜面というより雪も付いていない崖だった。諦める。 いったん家に戻って小佐波御前山の最後のルートへと向かうことにした。 |
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小坂集落対岸の折谷集落(と行っても1軒しか残っていない)へと橋を渡る。 今回はここから少し黒川を下った広い沢状のところから取り付く。小佐波御前山への最短ルートだ。 |
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沢は危険なのだが地図では広い沢だし下の方には水田のマークもある。 上の方に行って危険な沢なら左側の尾根に逃げればいい。それがだめなら潔く戻る。 ここを選んだのは前回の2ルートよりラインが美しいからだ。一直線に頂上に向かっている。 |
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最初に渡る沢は別の沢で次に渡る沢が今回たどる沢である。どちらもスノーシューズを履いたまま渡れる。 昔は田だったと思われる段々畑のようなところが杉林となっていた。耕作が行われなくなって久しいようだ。 |
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段々畑状のところを抜けたあとの杉の植林が面白かった。ここを担当したのは理系の人だったのだろう。 縦にも横にもきっちりと碁盤の目のように計られて植えてあった。 |
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杉林を抜けると灌木のない広い沢になる。灌木がないのは毎年デブリが出ているからかもしれない。 常に左側の沢を意識して離れないようにして登った。沢の右岸(左側)は急な壁になっていて歩けない。 |
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沢の水流が消えて雪面となったところで右岸と左岸の歩きやすい方を選びながら登った。 斜度は30度ぐらいか? 雪質はいい。一歩一歩を重ねていけば必ず頂上にたどり着けるという雪質だ。 |
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沢を登り切ると広い雪原となる。広いところは難しい。GPSと地図で現在位置を確かめ、コンパスで方向を決める。 それでも、すこし右によりすぎたようで沢へのトラバースなってしまった。 |
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最後の沢を登り切るとなだらかな雪原となる。左側にトイレに積もった雪のブロックが見えた。 右側に小屋も見える。その中間を進んで頂上の広場に出た。 |
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5人パーティーが宴会に入るところだった。こちらも少し離れたところで宴会に入る。 今日は簡単に普通の鍋焼きうどん。だが持ち込んだ卵が割れてリュックの中がべたべたになっていた。 |
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何を掴んでもべたべたになる手をハンカチで拭きながらうどんを作る。 帰ってからのリュックの洗濯などを考えると気が重い。 |
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遅ればせながら日焼け止めを塗ったが、額から目にかけて発症しているアトピー性皮膚炎に悪影響をあたえないか心配だ。 薬を塗っているが、かかりつけの医者は死ぬまで治らないと言っている。がっかりである。 |
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降りで唯一気をつけなければならないのが最初の沢の降り。そのまま降ってしまうと、とんでもない沢に入ってしまう。 途中で現れてくる小さな尾根を右に見ながら左に曲がって行く。左の大きな尾根から離れないように意識して行けばいい。 |
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正面に見える二子山と日尾双嶺山の間に白い山が見える。よく見ると立山だった。 左から富士の折立、大汝山、立山、浄土山、竜王岳、鬼ヶ岳。 |
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降りで気がついた。作業道みたいなところの左右で杉林の雰囲気が違う。 片方が枝打ちされていて片方は手入れがされていない。樹齢も違う。 |
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下まで降りてみると広い田の跡の端に壊れかけた家が残っていた。雪に埋もれたままになっている。 |
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その家の下に沢の水をとっているポリ管が通っている道を見つけ、それをたどった。 雪が溶けて土が出ていたりで、結果的にはあまりお勧め出来ないコースだった。 |
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民家の前まで戻ってスノーシューズを脱ぐ。橋のたもとの新聞受けを見ると朝方あった新聞がなくなっていた。 朝も今も家には人の気配がない。新聞だけ取りにきて、戻っていったのだろうか? |
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小佐波御前山に一番近いルートを見つけた。いつでも登れるわけではないと思うが、メジャーなルートとなりそうな気がする。 |