小佐波御前山



近くから小佐波午前屋への稜線をのぞむ

所在地富山市大沢野町
今生津 アプローチ楡原から橋を渡り今生津集落へ
登山口標高140m
標   高754m
標高差単純614m
沿面距離3.3Km
登山日2015年2月28日
天 候晴れ時々曇り
同行者単独
コースタイム 今生津(40分)夏道分岐(50分)551mピーク(30分)尾根(30分)頂上<休憩40分>
頂上(15分)尾根(35分)夏道分岐(20分)今生津
歩行3時間40分+休憩40分=4時間20分



今年の4ルート目は今生津から
 


青い線は夏道 551mピークを越えて登り、帰りはピークを南側から巻いて降った
 

 今冬は小佐波御前山を東側(黒川側)から三つのルートで登った。
 今生津と芦生からはまだ冬季に登っていない。今回は今生津からのルートを選ぶ。


今生津集落から取り付いた
 

御前山の反射板が見える
 

 今生津集落に車を停め、10時20分出発。スタート地点は雪が少ない。
 それでもスノーシューズを履いて行く。先行者がいるようだがすぐに林道沿いに右にそれていった。
 猟師かもしれない。最近の猟師はかんじきじゃなく、スノーシューズを履くのか?


雪はあったりなかったり
 

頂上はあの奥にあるはず
 

 小さな沢の左側(右岸)をたどる。雪がなく、土が出ているところも多い。
 標高350mあたりで道路の分岐の様なところに出た。地図に書いてある道路はここで切れている。
 右の方が道路のようなので右を選んだ。だが、山平の集落へ向かう夏道は左だった。


551mピークは大きな岩がごろごろしていた
 

あまり気分のいいところではなかった
 

 道か道でないようなところを東に向かって進む。と、右からのスノーシューズのトレースと合流した。
 猟師ではなく登山者のようだ。林道が現れる。先行者はその林道を、また右の方へそれて行っている。
 地図で現在地を確認すると夏道よりかなり南側にいる。コースを北東に変えて杉林を進む。

 たどり着いたのは小ピーク。地図で見ると551mのピークだった。
 高さが3m〜5mの獅子が鼻のような礫岩が沢山並んでいる。隠れている穴に落ちたら大変だ。
 左側は切れ落ちているので右側から迂回した。


尾根の末端に登り付いた後は快適な稜線歩きが続く
 

 暗部から直登していると右側からの登山者と合流した。どこかであったことがある人だと思いながら登る。
 途中で二人とも気がついた。先週、夫婦山で会った、堀田さんだった。

 斜面を登り切ったあとは気持ちのいい稜線歩きが続く。もう、迷うところない。
 もう200m、5分というところで堀田さんは時間切れで帰って行った。残念。


頂上のトイレはソフトクリームの様になっていた
 

1人テーブルを作って小宴会
 

 12時50分、頂上の広場に到着。10数人の登山者がいた。小屋にも沢山いるようだ。
 あまり沢山のグループと人がいると話しのきっかけがつかめない。1人でテーブルを作ってランチ。


広場ではそれぞれに小宴会中
 

 インスタントラーメン(正麺)にメンマとチャーシューとネギを入れる。味は本物に近くなる。
 そうそうに片付けて13時30分、頂上を後にした。帰りは551mピークを避けて左から巻いて降りた。


こんな風景が
 

大好きです
 

 地図に載っていない小さな沢がいくつもあり、慎重に降る。最悪、左側には堀田さんのトレースがあるはずなのだが、右へ右へとトラバース気味に降りた。
 自分のトレースに合流してホッとする。


楡原が見えてきて冒険は終わり 遠くに見えるのは大乗悟山と笹津山
 

 今回のラインは美しくない。再度、完璧なラインを作りたい。雪が残っていれば再挑戦する。
 頂上に直接向かっている沢も登れそうな気がする。そちらも挑戦してみる価値がありそうだ。