シンガポール(12月3日)



ユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)

 何故、大阪じゃなく、シンガポールでユニバーサル・スタジオなの? と言われそうだが、セントーサ島へ渡ったら、そこしかなかった。


シンガポールは両替所がどこにでもある
 

チューブ(地下鉄)
 

 ホテル近くのファラー・パーク駅からハーバー・フロント駅(終点)まで北東線で行く。
 前回はゴンドラ(シンガポールではケーブルカーと呼ばれている)でセントーサに渡った。
 今回は地図に載っているモノ・レールに挑戦。


ハーバー・フロント駅でランチ
 

誰もいないが大丈夫か?
 

 その前にランチ。ハーバー・フロント駅構内のレストラン街でふらっと入ったのが中華料理店だった。
 担々麺とビールをオーダーする。2つで24C$。2000円超?


担々麺とビールをオーダー
 

日本とはちょっと違った担々麺だった
 


20年ほど前に乗ったことがあるセントーサ島へのゴンドラ(現地ではケーブル・カー)
 

 モノ・レールの方に歩いて行くと歩道にぶつかる。島までの距離は短い。そのまま歩いて渡った。


向こうに見えるのがセントーサ島
 

モノレール(セントーサ・エクスプレス)と車道と歩道
 


無人のモノレール
 

歩道
 

 島に渡って右側から回り込んだところがUSSの入り口だった。
 入場料は74S$だが60才以上は36S$。日本円で3150円ぐらいだ。


ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
 

 パス・ポートを見せて(年齢確認)チケットを買った。入り口は意外に小さい。


入り口(出口)
 

「遠い遠い国」(シンデレラ城ではない)
 

 ロスト・ワールド地区のウオーター・ワールドのショーが始まるところだった。
 1日に2回しか行われないので、かなりラッキー。


ウオーター・ワールド
 

1日2回行われるショーに偶然間に合う
 

 座席の前の方5列ぐらいまでは「水をかぶるから危険だよ」と書かれている。その後の5列ぐらいは「水をかぶるかもしれないよ」と書かれている。
 かぶりたくなかったのでその後ろに座った。


ケビン・コスナーが主演した映画「ウオーター・ワールド」
 


まだやっているのは
 

いまだに人気があるからだろう(映画はイマイチだった)
 

 ジェラシック・パークは9人乗りのゴムボートで水路を降っていく。30分ほど並んだ。
 ここも左右から水をかけられる。最後は一気に暗闇の中を急上昇し、滝へと落ちていく。たっぷりと水をかぶった。カメラ禁止はこのためだった。


この恐竜の動きは異様に早かった
 

ジョエラシック・パークへ
 


9人乗りのゴム・ボートに乗り
 

最後は滑り落ちて水をかぶる
 

 クライミングの壁があったので挑戦する。パスポートの提示とホテルの住所を書かされた。
 住所は分からないので地図を出して見せるのだが、受付の女の子は横を向いたまま。ホテルのキーを持っているのを思い出して書いてもらった。
 年を聞かれたので答える。鼻で笑われた...ような気がした。


アンバー・ロック・クライム
 

 ハーネスを付ける。クライミングシューズは断った。スタッフの確保(トップ・ロープ)で壁に取り付く。
 カチとガバの中間ぐらいのホールドが続く。全然難しくない。簡単に登りきってロワー・ダウン。
 帰り際に受付の女の子にサンキューと言ったが横を向いたままだった。


古代エジプトのジェット・コースターは
 

暗闇を急発進したり宙返りしたりで怖かった
 

 古代エジプトは暗闇の中を走るジェット・コースターだ。時速は最高64Km。急発進したりバックで急停車したりする。
 きりもみや宙返りを繰り返す。へたに体に力を入れない方がいいようだ。途中から少し慣れてきた、
 それでも出て来たときには軽い吐き気がしていた。


「ニューヨーク」エリアにあるクラシック・カーは
 

見る人が見ればよだれが出るんでしょうね
 

 帰りはモノレールに乗った。運転手はいない。運賃は無料。
 このモノレールの連結器が怖かった。切り替わっていなかったら誰がブレーキをかけるんだろう?


無人のモノレールカーの連結器は怖い
 


1993年にセントーサ島に渡ったときの写真
島にはまだ自然がたっぷり残っていた



シンガポールズ・フェイバリット・インディアン・レストラン
 

インド人街に泊まっているのでインド料理でディナー
 

 ホテルに一番近い(30mほど)レストランはインド料理店だ。ここでカレーを食べる。
 ナンはいくつにするか聞いてくる。小さいのかもしれない。ふたつ注文したら、ちょうどよかった。
 カレーはともかく、ナンは日本のお店の方が美味しい。


メニューはこんな感じ
 


たっぷりのカレー
 

カットされたナン
 

 ホテルの部屋を出てエレベータホールに向かう。と、エレベーターのドアが閉まりかけていた。
「Wait! Wait!」と叫びながら走る。閉まりかけていたエレベーターのドアが開いた。
 「Thank you.」と言いながら乗り込む。中には白人系の老夫婦が乗っていた。
 エレベーターが動き出した時、「Where are you from?」と語りかけてきた。
 いつも立山駅で外国人に対して使っていた英語がこちらに向かってとんできたのだ。
 慌てて「Japan.」と答えた。答えた後で「I'm from Japan.」の方がよかったかな? と反省する。
 エレベーターを降りるときに「After you.」も言えなかった。場数が足りないのか?

 自分が今、日本以外の国に来ている外国人だということにあらためて気がつかされた。
 それは何故か妙に気分を高揚させるものだった。