ベトナム旅行−7日目(3月22日)


 ホテルでの最後の朝食。少しずつメニューは変わったがほとんど一緒だった。
 サラダは水道水で洗ってあるような気がして食べなかった。衛生面で怖い。
 5日間世話をしてくれた女性にチップを渡す。素直に喜んでもらえた。


ホテルのバイキングレストラン
 

 ホテルから空港へはタクシーを使う。ちゃんとメーターを倒している。
 空港に着いてみると料金は123,000ドンだった。来るときの300,000ドンはなんだったんだ?
 150,000ドンを払って「Keep the change.」。27,000ドンのおつりはチップにした。


ベトナムからの出国審査
 

荷物審査が厳しかった
 

 いくつかあるチャイナ・エアー・ラインのカウンターから台湾行きのカウンターを探す。
 なんとかカウンターを見つけて搭乗手続きをする。カウンターでは機内預けの荷物を受け付けている。
 ここで返されている人がいる。事前に荷物のチェックが必要なのだと思う。マレーシアではこれで一苦労した。


何故か搭乗ゲイトには日本人が多かった
 

A330−300
 

 搭乗券に記載されているゲイトの待合室で搭乗時間を待つ。時間になっても搭乗しているのは他の便の乗客。
 心配になって搭乗口の係に搭乗券を見せながら時間が遅れているのか聞くと、「俺ははシンガポール航空の人間だから分からない」と言う。
 「タンソンニャット空港の人間でもあるんじゃないんですか?」と、言いたかった。

 案内ボードを見ると搭乗ゲイトは15番から8番に変わっていた。
 待合室で待っていたのはほとんどが日本人。英語のアナウンスが分からなかったのかもしれない。皆で慌てて8番ゲートに移動した。
 


機内食(ブランチ)
 

横に飛行機が飛んでいるんですけどニアミスでは?
 

 タンソンニャット国際空港から桃園国際空港へのフライトはエアバスのA330−300。B737より大きい。
 途中で気がつくと、横に平行してジェット機が飛んでいるのが見えた。
 機長さん、気がついていますよね?


フラップはめいっぱい下がり、スポイラーはめいっぱい上がっている
 

 降りてすぐにトランジットか入国か聞かれた。右に行くか左に行くかだった。
 明日のフライトだというと入国の方に回された。いったん台湾に入国してから考えることにする。
 空港の両替所で残ったベトナム・ドンと日本の2万円を台湾元に替えた。


桃園国際空港通路
 

残ったベトナムドンを台湾元に替える
 

 入国審査のカードに宿泊するホテル名を書いていなかったので何処に泊まるのかと聞かれた。
 まだ決めていないと言うと怪訝な顔をされる。そして漢字の名前と携帯電話の番号を書かされた。
 ホテルが見つからなかったら空港に戻ってきて泊まってもいいかと聞いたら、分からないと言われた。


台湾への入国審査
 

台湾人より外国人の方が数倍多かった
 

 空港にあったホテル案内所を見つけてホテルを探してもらう。久しぶりのお客様みたいな感じだった。
 4人がかりで探してくれた。2,800元。日本円で12,000円ぐらい?
 高いと思ったがよく話を聞いたらタクシーの送迎つきだった。実際は8,000円ぐらい。そこに決める。


グーグルのストリュート・ビューから撮った写真
 

 タクシーは空港から高速道路に入ってかなり走った。速度は120Km。
 高速を出てから3車線の一般道を70Km以上のスピードで走る。それもハンドルの上に広げたスポーツ新聞を老眼鏡をかけて読みながら...周りは車でいっぱいなのに...


空港でホテルを探してタクシーでホテルへ
 

快適なホテルで久しぶりに湯船に浸かることも出来た
 

 無事ホテルに着いてチェックインを済ませる。フロントの若い女性は日本語が通じた。
 ホテル名の「若鶴」も「ワカツル」と読む。空港のスタッフも日本人向けのホテルを探してくれたようだ。


ホテル近くの繁華街を散歩する

 すぐに街へと散策に出る。道路を横断するとき、車が走って来ているのに渡りかけてしまった。
 ベトナムでの感覚がそのまま残っていた。車は避けてくれると思っていた。危なかった。


ホテル近くの大業超紹市場
 

ベトナムよりかなりきれい
 

 ホテルを出てすぐのところに市場があった。看板に「大業超紹市場」とある。
 ベトナムと似ているがかなりきれい。床に並べられた商品はない。
 通路もゴミが落ちていなくてきれい。


肉の売り方はベトナムに似ている
 

魚は氷に浸かっているので安心できる
 

 魚には氷が載せてあり鮮度はよさそうだ。肉の売り方だけが残念だった。ベトナムに似ている。


漬け物売り場
 

野菜売り場
 

 大きな通りをたどり、最初に見つけたレストランに入る。台湾だから中華料理レストラン。
 と、思ったらステーキハウスだった。久しぶりのステーキもいい。席に座る。


最初に見つけたお店で夕食をとる
 

中華風のお店だったがステーキハウスだった
 

 オーダーが大変だった。メニューを指さし料理を決めたのだが何か聞いてくる。
 何を言っているのか分からない。英語、日本語が全て通じない。身振り手振りのボディー・ランゲッジ。
 聞いていたのは焼き具合だった。イー、サン、ウー、チー、シューで表現しているらしい。
 ぶら下がった肉を見ていたのでレアにはせずミディアムウエルにする。「チー」で注文。


 ミディアムウエルに焼かれたステーキ タレは茶碗で出てきた

 ホテルへ帰る途中で見たレストランはマレーシアにもあったスタイル。
 ビュッフェみたいに並んだ総菜を適当に皿に盛っていき、最後にレジで支払うやり方。
 多分、お店は目分量でだいたいの料金を決めているのだろう。お客もそれで納得しているようだ。


好きな総菜を取ってレジにまわるスタイル
 

同じようなお店はマレーシアで経験した
 

 漢字が並んでいるだけで、なんとなく安心できる。ベトナム語と違ってだいたいの意味は解る。
 コンビニでビールとつまみを仕入れてホテルに帰る。今晩は久しぶりにバスタブ浸かってゆっくり出来る。


漢字が並んでいるだけで安心できる