養老山



ドリカムコンサート(ナゴヤドーム)

 今回の山行きのメインは名古屋ドームで行われたドリカム(Dreams come true)のコンサートだった。
 4万人が集まり、ドームは満席。ステージ以外のグランドの部分にもびっしりと椅子が並べられている。

 通路を歩いている係員のプラカードに書かれているのは「コンサートが終了しても席を立たないでください。係員が順番に案内します」みたいな事。

 4万人が一斉にドームを出たらどうなるのだろう? すぐ近くの地下鉄(名古屋ドーム前矢田駅)に3分おきに入ってくる列車に毎回1000人づつ乗れたとしても4万人が捌けるのに2時間かかる。
 3分ごとに1000人が乗れるとも思えない。怖いもの見たさもあったがアンコールを待たずに出て来た。

所在地岐阜県養老郡養老町、大垣市上石津町
  養老町登山口 アプローチ大垣ICから養老町へ
登山口標高270m
標   高859m
標高差単純589m 累計606m
沿面距離6Km 7.7Km(GPSデータより)
登山日2015年12月21日
天 候
同行者堀岡
参考コースタイム
山と高原地図(山と渓谷社)
登山口(1時間10分)三方山(25分)小倉山(20分)養老山(15分)小倉山(20分)三方山(45分)登山口
歩行3時間15分
コースタイム
 
登山口(1時間)三方山<休憩5分>(15分)小倉山(20分)養老山<休憩10分>(15分)小倉山(10分)三方山(35分)登山口
歩行2時間35分+休憩15分=2時間50分



 
 

 養老山は雨。そうそう来られるところでもないので登山決行。久しぶりの雨スタートとなった。
 地図も見ないで登山口を探したので、ちょっとうろうろしてしまった。


駐車場の横(30m)が登山口
 

舗装された林道を行く
 

 いったん町から山道に回り込み、町の一番上の養老滝駐車場に出たところが登山口だった。
 身支度をしているところへ軽四に乗ったおばちゃんがやって来て「駐車代500円です」。

 地図や温泉の割引券をくれたり、登山道のことを教えてくれたり、親切なおばちゃんだった。


林道から沢に降りる
 

沢を渡る
 

 駐車場の手前から舗装された林道を250mほどたどったところで沢へと下る。
 沢にはコンクリートで作った飛び石の橋があり、それを渡ったところから本格的な登山道となる。
 この沢は養老の滝の上流にあたる。


ジグを切った急登が三方山の中間まで続く
 

気を抜くと滑落の危険がある登山道
 

 ジグを切った急登が続く。急登の終了点が三方山との中間点だった。どちらへも900mとある。
 樹木に縛り付けられた直径20cmほどの「すいがら入」が信じられなかった。

 山火事を心配しているのかもしれないが...シンガポールの灰皿を思い出す。
 逆効果にならないか? 誰が管理するのか?  


急登が終わった中間点にある「すいがら入」 あり得ない
 


よく整備された登山道
 

いったん登山道を外れて三方山へ
 

 中間点からは階段を交えながらも比較的なだらかな登山道となる。
 三方山と笹原峠の分岐点で左に曲がり三方山へ。三方山は濃尾平野の展望台のはずだが視界ゼロ。
 三方山の先に道がないので、いったん分岐まで戻る。分岐から反対方向が養老山だった。地図を見る癖をつけないといけない。


三方山の頂上も視界ゼロ
 

笹原峠へ
 


笹原峠は三叉路
 

小倉山頂上(841m)
 

 視界が効かないので歩くだけ。小倉山頂上(841m)も休憩なしで通過。
 降り道を見るとがっかりする。おまけに林道と遭遇する。さらに降る。登り返すと林道と出会う。
 最後に少し登り返したところが養老山頂上だった。


養老山頂上(859m)はもともと視界ゼロ
 

山頂にある一等三角点
 

 養老山は視界がよくないのは知っていた。ガスがかかっているからといってがっかりはしない。
 木陰で雨よけをしながら、せんべいでエネルギーを補給をする。
 10分の休憩で下山開始。


杉(?)の植林が手入れされていてきれいです
 

 休憩なしで降る。頭の中は暖かい温泉と美味しいランチでいっぱい。
 駐車場のおばちゃんが待っていてくれた。割引券をもらった温泉は休館しているとのこと。別の温泉を紹介してくれた。


駐車場に戻る
 

 落葉樹も多いが、常緑樹も沢山あった。特に目についたのは写真左側の樹木。
 他の常緑樹も写真に撮ってきて、名古屋の岩月に問い合わせる。
 左から「アセビ」「ソヨゴ」「タダノツバキ」とのことだった。「タダノツバキ」は多分「ツバキ」だと思う。


アセビ
 

ソヨゴ
 

ツバキ
 
 ここまで来て「養老の滝」を見ずに帰るのはもったいない。50mほどの階段を降りる。
 おばちゃんに「滝の水は飲めるのか」と聞いたら「飲めないよ」との答え。
 期待したのは「酒じゃないよ」だったのに...



酒が流れ落ちていると言われている養老の滝