雑穀谷



おらっちゃロックのクラックを登る

所在地富山県立山町
雑穀谷 アプローチ称名川雑穀谷出合から300mほど林道を上る
標   高770m
実行日2015年5月26日
天 候晴れ
同行者中嶋


 中嶋から雑穀谷の誘いが入る。一人では行けないところ(岩だから)なのでオーケーの返事をする。
 昨年の同じ時期に行ったときは土日にひっかかり、50人ぐらいが岩に取り付いていた。
 次回は平日に、と心に決めていた。


Cフェース(堰堤フェース)をトップで行く中嶋
 

Cフェース(堰堤フェース)を行く中嶋(大島撮影)
 

 今回岩場にいたのは2パーティーの4人で、AフェースとCフェース(堰堤フェース)に取り付いているだけだ。
 作戦成功。とりあえず一番簡単なAフェースに行く。
 先行者は真ん中のコースを登っていたので右側のコースに取り付く。雑穀谷で一番簡単なコースだ。

 先行者が引き上げたので中央のコースに移る。クラックに逃げずに中央のフェースを行く。
 その後に左側のコースを登る。Aフェースでは一番難易度が高いコースで、特に上部が難しい。


今回はセカンドで行く(大島撮影)
 

ヘルメット装着を忘れてしまった(大島撮影)
 

 いつもはさわらせてももらえない「おらっちゃロック」の一番右側のコースに挑む。
 途中、カムを1個使わせてもらった。安全を期するのはルール違反にはならないですよね?


懸垂下降の支点をとる(大島撮影)
 

中嶋の懸垂下降
 

 ランチの後にCフェースに挑む。今回は中嶋がトップ。好日山荘のスタッフといっしょに登っていた富山労山に所属する大島さんがアドバイスをくれる。
 「その右上にガバがある」といわれてつかんだホールドはカチにも満たないホールドだった。
 ベテランの言うことは信じるようにしていたのだが、岩に関しては信じないことにしようと思った。


今回初めて触らせてもらえたおらっちゃロック
 

 2時頃に終了して称名滝に向かう。雪解け水で増水したハンノキ滝が称名滝のように見える。
 その右側にソーメン滝のような滝が見える。初めて見る滝だ。.


称名滝を見に行く 歩道から称名滝は見えない
 

 称名滝は遊歩道からは見えない。飛龍橋を渡ると見えてくる。滝のしぶきがすごいが橋を渡りきるとしぶきはなくなる。少しの我慢だ。


飛龍橋を渡ると称名滝が見えてくる
 

展望台からのぞむ称名滝
 

 称名滝の見頃は水量の多いこの時期と紅葉の時期だ。迫力のある称名滝を見たかったら今を逃すな。


称名滝と虹
 

 「レストハウス称名」でハーゲンダッツのアイスクリームを食べて帰路についた。