赤谷の頭 |
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所在地 | 上市町伊折 | |
伊折 | アプローチ | 早月川を登って伊折集落へ |
登山口標高 | 390m | |
到達点標高 | 955m | |
標高差 | 単純565m 登り累計610m 降り累計565m | |
沿面距離 | 登り3.1Km 降り2.5Km | |
登山日 | 2016年2月11日 | |
天 候 | 晴 | |
同行者 | 洋平、中嶋、堀岡 | |
コースタイム |
伊折(25分)引き返し地点(10分)取付地点(1時間)林道交差(2時間80分)主稜合流地点<休憩1時間10分> 主稜合流地点(55分)林道交差(25分)登山口 歩行5時間45分+休憩1時間10分=6時間55分 |
「赤谷の頭へ行こう」というメールが中嶋から入る。 赤谷の頭はその名前から北方稜線の一部だと思った。 厳冬期に行けるのか?何を考えているのか?中嶋は時々無謀なことを言い出すことがあるが、今回は度が過ぎないか? |
よく聞いてみると早月川伊折の南に位置する山だった。納得する。その日は祝日なので洋平と堀岡も誘ってみる。特に用事もなかったようで参加となった。 |
富山西インターで待ち合わせ、伊折へと向かう。伊折橋を渡った除雪最終地点に車を停めて身支度をする。 雪が少ない。急斜面はどうなっているのだろう? 8時20分出発。林道をたどる。 |
林道を25分歩いたところでコースを間違えていることに気づく。林道からすぐに尾根に取り付かなければいけなかった。 そこから尾根に取り付くことを考えた。なんとかなりそうだ。だが「無理」という声で、もどることになった。 |
30分ほどのロスタイム。最初の急登は笹藪で滑ったりして汗をかきそうになる。最初の平らなところに出て小休止を入れる。 少し登ったところから登山道のような尾根筋となる。登山道はないはずなのに変だと思っていたら行き着く先に鉄塔があった。北電の点検道なのだろう。 |
雪が少ないとはいえ、北向きの斜面なので積雪はそれなりにある。新雪で30〜40cmほど。 こういうシチュエーションでは男も女もない。全員で各自の体力に見合った距離をラッセルする。パーティーを組むというのはそういうことなのだ。と思っている。 |
12時45分、千石城山からの主稜線と合流する。標高は960m。もう100m程なのだが気持ちは頂上ではなく、ランチに向かっている。 |
簡単にテーブルを作ってランチ・タイムとする。最近は鍋焼きうどんが定番になっている。ネギとかまぼこと卵をいっしょに煮込むとさらに美味しくなる。 |
雪山がなぜ楽しいのか? 自由に歩けるから。景色がきれいだから。夏道のない山でも登れるから... いろいろあるだろう。だが、一番の面白さは地図を見ながら自分でコースを決め、難易度を計算し、装備を決め、攻めきって頂上に立つことだと思う。 |
人のたどったコースで頂上に立っても感動はない。それが今回のように頂上へ向かう気力を失わせる原因なのだろう。 |
降りは林道に出たところでヘアピンをショットカットして朝のトレースへと合流した。 こちらから登るコースもありそうだ。 |
15時15分、登山口に戻る。剱岳を撮影するためにカメラをセットしてシャッターチャンスを待っているカメラマンが数人いた。岩城が土倉山へ向かっているはず。対岸に移動する。 |
ちょうど降りてきたところだった。合流して上市の「アルプスの湯」に向かう。 知ってはいたが入ったのは初めてだった。下山後の温泉はもう少しひなびた温泉のほうがいい。 |