小佐波御前山



下山後に振り返ってながめた立山三山、浄土山、竜王岳、手前に天狗山
切れ落ちた壁をみると天狗山が立山カルデラの外輪山であることが分かる


標 高754m 登山口(270m)
所在地富山市(旧大沢野町)
猿倉山公園 アプローチ富山市内から41号線を南下して猿倉駐車場へ
所要時間富山市内から30分
単純標高差485m
標高差累積登り530m 降り△45m 往復9Km
登山日2016年1月1日
天 候晴れ
同行者洋平
参考コースタイム
富山県の山(山と渓谷社)
駐車場(1時間10分)御前山(1時間10分)小佐波御前山(45分)御前山(55分)駐車場
合計4時間
コースタイム駐車場(1時間)御前山(1時間)小佐波御前山<休憩1時間15分>(45分)御前山(35分)駐車場
徒歩3時間20分+休憩1時間15分=4時間35分



 
 

雪のない正月は久しぶりだ。平野部だけじゃなく、足慣らし用の低山も少ない。(ように見える)
 恒例の”元旦小佐波御前山登山”をやめようと思っていたところへ洋平からメールが入る。
 なんとなく行くことになった。猿倉山駐車場に10時半集合。


新婦大橋より立山連峰をのぞむ
 

 ほぼ同時に駐車場に到着。車を停めて身支度をする。駐車場に雪はない。
 スパッツをはき、スノーシューズはリュックにくくりつける。ストックは雪用の大きなリングに換えてある。


スノータイヤを買ったら10万円もした
 

風の塔の横に剱岳と大日岳
 

 途中、猿倉神社に寄って今年1年の安全登山を祈った。風の塔の裏からいったん降って登山道に入る。
 積雪は足首あたりで数名の足跡があるだけ。登山者は意外と少ない。


風の塔の裏から立山連峰をのぞむ
 

 小佐波御前山は岩稲期(約2000万年前)に海底火山が爆発して出来た山とのこと。
 岩は擬灰角礫岩で猿倉山にも多くみられる。獅子ケ鼻岩はこの岩の塊だ。
 一度、登ってみたいと思っているが、まだ果たせないでいる。
 岩稲期の前の年代が楡原期というのが面白い。小佐波御前山の眼下に見える集落の名前が楡原である。


秋と冬が同居している
 

徐々に冬になってきた
 

 反射板広場の手前でショートカットを試みた足跡があった。そのまま最近出来た林道に迷い込んでいったようだ。
 その林道の終点から藪漕ぎで登山道に戻って来ていた。ショート・カットではなくロング・カット(?)となったのではないか?


小佐波御前山頂上の祠(白山社)
 

小佐波御前山の広場
 

 頂上の避難小屋には二人の先行者が宴会中だった。お酒の燗をしているところでいい臭いが漂っている。
 慌てた様子で「正月なもんで...」と言っている。警察関係者ではありません。ご心配なく。
 どちらかというと...あなたたちと同類です(^_^)


広場でランチタイム
 

 広場に戻ってランチタイム。持ち込んだのが同じ天ぷらうどんにネギと生卵。笑ってしまった。

 今年はどんな山行きを重ねるのか? どんな人達と知り合うのか? 追いかけ続ければ山は逃げないだろう。
 今年もよろしくお願いします。