バンコク1日目(2017年3月3日) |
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職場の同僚にタイに10年住んでいた女性がいる。だからという訳ではないが今年はタイへ向かった。2度目である。1度目のことはもう部分的にしか覚えていない。 |
富山空港7時10分発の飛行機で羽田に向かう。機種はボーイング767−300。1時間ほどのフライトである。機内サービスは飲み物だけ。 |
搭乗の待合室で楽しそうにビールを飲んでいるグループがいた。富山県人というか日本人というか。いっしょになって飲みたかった。が、羽田から成田に移動して、出国の手続きをしなければならない。我慢した。 |
飛行機は霞ヶ浦の上を通り、九十九里浜から東京湾に入った。日本海側は曇っていたが太平洋側は晴れている。富士山がきれいに見えた。 |
富山便は羽田空港第二ターミナルに到着する。すぐにリムジンバスの乗車券を買い、乗り場に移動する。 リムジンバスは5分から10分おきにぐらいに出ている。大きい荷物はバスの腹に積み込む。間違わないようにクレーム・タグをくれる。 |
成田空港では第一ターミナルで下車する。ターミナルを間違うと大変だ。多分、またバスを使わないと移動できないだろう。 |
タイ航空のチェックインカウンターで搭乗手続きを済ませる。機内預けの荷物はないのでパスポートとe-tcketを見せて搭乗券をもらうだけ。 |
セキュリティーチェックが面倒だ。機内持ち込みの荷物とショルダー・バックの他にノート・パソコン、金属のものをまとめたバック、液体の入った袋、デジカメ2台、予備電池、ベルト、等々...。他の人よりもたもたしている気がした。 |
日本からの出国手続きは難しくない。日本語も通じるし緩い。パスポートと搭乗券を見せるだけ。 搭乗時間が6時間ほどあるのでトイレを済ませておく。ビールも飲みたいし... |
ネットで予約したときに右側の窓側を選んでおいた。富士山を見たかったからだ。ぎりぎり飛行機の下に見えた。隣に座ったインド人(多分)も見たそうだったので見せてあげた。 |
その次に見えてきたのは南アルプスのようだ。形はよく分からないが場所的にそれしかない。その左に見えた小ぶりの山塊は中央アルプスだろう。 |
機内食が配られる前に何人かに食事を配っていた。食事制限のあるイスラム教の人たち用のもの? |
入国手続きは以外に簡単。パスポートと機内で書いた入出国カードを見せるだけ。よく英語の本に書いてある旅行目的や滞在日数など聞かれたことはない。 高価なものは持ち込まないし買わないので税関申告書は書かない。 (返された入出国カードの半券は出国時に必要なのでなくさないように注意してください) |
両替所をみつけたので速攻で両替する。(後で分かったのだがレイトは一番悪かった) 着いたのはラッシュアワーの夕方5時頃。 |
世界一の悪名を誇るタイの渋滞を避けてしばらく空港で待機する。空港内のセブン・イレブンで缶ビールを買って飲む。冷たくないぞ? |
スワンナ・プーム国際空港のタクシーの乗り方は独特だ。自動発券機でタクシーのレーンをきめる。指示に従ってボタンを押していくとレーンの番号が書かれた紙が出てくる。そしてその番号の乗り場に行く。今回は50番だった。 |
そしてタクシーの運転所との交渉。メータを倒してくれと言っても渋滞だからだめだという。そして500Bと言ってくる。高速代は払うし、空港利用料も払うからということで400Bで押し通した。 高速道路は25B区間しか使わなかったので結局チップを含めて500B払った。(50B区間は下道を走ってくれた) |
1時間ほど交渉したがだめで、最後はカオサン通りへ放り出された |
カオサン通りは夜は車が入れないので入り口で降ろされた。ホテルの場所が分からない。通りの店に入って聞いても分からない。30分ほど探してやっと見つけたホテルは裏通りからさらに奥に入ったカウンターだけのものだった。 チェックインしようとするが機嫌が悪い、あっちのキーを持ったりこっちのキーを持ったりしながら、最後は、「おまえの予約はキャンセルされた」と言い出す。 何故? どうしたらいいの? だったら他のホテルを紹介してよ。で、連れていかれたホテルは満室だった。訳が分からずそこでもねばったが、結局、カオサン通りに放り出されてしまった。夜の9時だった。 今回は現払いにしたのがいけなかったようだ。 |
野宿を覚悟しながらキャリーのついたバックを引っ張ってカオサン通りを歩く。寒くはないが治安が心配。運良く最初に見つけたホテルに空きがあった。 6泊するからということで少しだけディスカントに成功。(990B→900B) 少しカオサン通りを散策して、セブン・イレブンでビールを仕入れ、シャワーを浴びてベットに横たわる。幸せな気分になれた夜だった。 |