バンコク3日目(2017年3月5日)


 今日の目的はワット・プラケットとワット・アルンである。寝不足なのでゆっくり、9時にホテルを出る。


朝のカオサン通り(ホテル前)
 

寝ていたので起こしてあげたのだが機嫌が悪かった
 

 カオサン通りを歩いていると女の子が寝ていた。酔っ払って寝てしまったようだ。誰も起こしてあげなかったようだ。タイという国はそういう国なのか?
 親切な日本男児(?)としては見過ごせない。肩をたたいて起こしてあげた。何故か機嫌が悪かった。余計なお世話だったか?


相変わらずの弔問客
 

この国も警察の制服はパッツンパッツン
 

 この日も弔問客が絶えない。プミポン国王に対するこの国の人たちの思いが伝わってくる。この国は大丈夫だという気がしてくる。


多分、入れないので近づかなかった
 

 ワット・プラケットに入ろうと思うのだが要領がさっぱり分からない。人が多すぎる。団体が並んでいる長大な列に個人客も交じっているような雰囲気がある。その行列に潜り込む。人が多すぎて割り込みも気づかれない。


ワット・プラケオの入り口の行列に潜り込む
 

ここへは無料で入られる
 

 最初の入り口は無料だった。核心部の回廊の中に入るときにチケットが必要だった。団体客が多く、個人客はすくないらしい。それとも前売り券があるのか? チケット売り場は二カ所しかないのに空いていた。


ここでチケットを買って
 

ここから入る
 

 タイのお寺には日本の庭のようなものがない。建物が密集しているだけだ。金色を主としたカラフルな建物ばかり。仏教なのに建物はヒンズー教のようだ。


プラ・シー・ラッタナ・チェディー、プラ・モンドップ、プラサート・プラ・テープ・ビドーン
 

 剣を持った獅子のような顔をした門番があちこちに立っている。2体あって、ヤックとモックいう名前である。日本語で言えば夜叉で役目は守護神。これもヒンズー教由来のようだ。


裏から見た(?)プラ・シー・ラッタナ・チェディー
 

プラサート・プラ・テープ・ビドーン 立っているのはヤック
 


狭いところに沢山の建物が建っていて
 

日本の仏閣とはちょっと違うようだ
 


プラ・スワナ・テェディー
 

プラ・モンドップ
 

 ワット・プラケット近くのチャン船着場から対岸に渡ろうとした。ところが人でごった返しているしチケット売り場もみあたらない。流にのっていたらそのまま桟橋に行き、船に乗せられそうになった。乗り込んでいったのは団体かもしれないと思い、戻った。


チャン船着場から対岸に渡る
 

何処で料金を払えばいいか分からなかった
 

 いったん戻ったが、やっぱり訳が分からない。度胸をきめて船に乗り込んだ。上手くいけばただで渡れるかもしれない。
 だがそう上手くはいかなかった。船内で料金を徴収される(22B)。徴収されたのは数人だけ。むちゃくちゃ混んでいる船内で乗り込んだ人を覚えているのはすごい。


船の中で徴収された(22B)
 

ワット・アルン船着場に着く
 

 ワット・アルン船着場に着いて降りたのは数人だけだった。ほとんどの人はそのまま乗って次の船着場に向かって行った。
 そういえば行き先も分からずに乗り込んでいた。うまくワット・アルンに連れて行ってもらえてよかった。


降りたのは数人でほとんどは次の船着場へ行った
 

短パン、サンダル、ノースリーブ、仏陀のタトゥーはNO
 

 ワット・アルンは「暁の寺」ともよばれている。チャオプラヤー川の対岸にあり、朝日が当たるからかと思っていたがそうではなかった。
 この地に王朝を開いたタクシン王が「夜明けの寺」と名付けたのが始まりとか。


ワット・アルンの大仏塔は2015年からずっと修復中
 

 大仏塔は改装中だった。運の悪いときに来たと思ったら、2015年のガイドブックにも改装中と載っている。改装に数年かかった姫路城みたいなものか。


1段目の回廊までは登ることが出来た
 

大仏塔の周りに小仏塔が4基ある
 


タイルの貼り方は以外にいい加減だ
 

雑草も生えていた
 

 仏塔のタイルをみるとかなりいい加減な張り方をしている。小学生でもやれそうな出来ばえだ。タイルの間に雑草も生えているし...


チャオプラヤー川の対岸から眺めたほうがきれいかもしれない
 

 大仏塔は1段目の回廊まで登ることが出来た。階段はかなり急である。大仏塔の周りに4基の小仏塔があり、こちらは小さくて回廊がない。


前後2段の仏像
 

訪れる人の少ないお寺だった
 

 ワット・アルン船着場から対岸のティアン船着場に渡る。ここにはチケット売り場があった。対岸まで10B。ガラガラだった。


ワット・アルン船着場からティアン船着場へ渡る
 

乗船客も少ない(船賃10B)
 


「ワット・アルン」はタイ語で「暁の寺」という意味
 

 ティアン船着場はすいていたので、川の上に突き出たレストランでお昼をとる。名前が分からなかったので写真で選んだ。ポークかチキンかと聞かれたのでポークと答えた。肉団子の中身のことらしい。飛行機の機内食のようだ。「Pork? or Chicken?」


ティアン船着場のレストランでランチ
 

薄味のスープにうどんのような麺
 


4WDのトゥクトゥク(3輪車)
 

トヨタ製のトゥクトゥク
 

 トゥクトゥクの車輪の泥よけが面白い。三輪車なのに「4WD」と書いてあったり、トヨタでは絶対造っていないと思われるのに「TOYOTA」と書いてあったり。


左側が女性で右側が男性の入り口となっているが?
 

これ全てが宝くじ売り場
 

 タイの宝くじ売り場はすごい。50m程の道路の両側にびっしりと並んでいる。無防備にベニヤ板みたいなものの上に並べて売っている。
 買う方はその中から当たりそうな(?)ものを選んで買っているようだ。日本のように売り手が勝手に渡すような売り方ではない。はずれても自己責任。


夜のカオサン通りは賑やか
 

屋台もいっぱい出ている
 

 カオサン通りの東側に走っている通りも賑やかだ。こちらの方がレストランやマッサージが多いし大きい。


夕食はカオサン通りの隣の通りでとった
 

 ライスはとらずにトム・ヤム・クンとグリーン・カレーをとった。結果、食べきれなかった。トム・ヤム・クンが150B、グリーン・カレーが120B、ビールが80B。


トム・ヤム・クンとグリーン・カレー
 

ビールと合わせて350B(1200円)
 


室内のエステ・サロン
 

屋外のフット・マッサージ
 

 カオサン通りの屋台は10時でいっせいに帰って行く。そういう規則のようだ。入れ替わりにお店の音楽のボリュームが上がり、夜中の2時頃までディスコのようにうるさい。


カオサン通りは明け方まで賑わいでいる