バンコク5日目(2017年3月7日)


 今日の目的地はサイアムスクエア。バンコクで一番の繁華街である。東京で言えば銀座か渋谷のようなところである。
 今回は歩くには遠すぎるのでトゥクトゥクを使う。


トゥクトゥクでサイアムスクエアへ向かう(200B)
 

POLICEと書いてあるが?
 

 朝のカオサン通りにはトゥクトゥクが沢山並んでいる。そのうちの1台に「サイアムスクエアまでいくら?」と聞いた。300Bだと言う。200Bと言うと250Bと言ってくる。2〜3回繰り返した後、隣のトゥクトゥクに行くそぶりを見せたら「OK」と言ってきた。読み筋通り。当たり前だ、200Bでも高いはず。


サイアムスクエアーを高架で走る電車
 

 むちゃくちゃマイナーな狭い通りを行く。料金は決めてあるから別にいいんだが、大丈夫か?サイアム・スクエアに着いて200Bを払った。なにやらニヤニヤしながらチップをくれと言っている。「200Bに含まれているだろう?」と言ってやったが通じたかどうか?


高架鉄道がが交差している
 

その下を普通の道路が走っている
 

 サイアムスクエアは高架鉄道が唯一交差しているところである。そこにあるのがサイアム駅。渋滞を避けたいのなら鉄道を使った方がいい。


カーブしているのがスクンビット線で真っ直ぐなのがシーロム線
 

 サイアムスクエアにはデパートやショッピングセンターが集中している。若者、特に女性に人気があり、日本で言えば原宿や渋谷のような所だ。日本の伊勢丹や東急百貨店もあった。


電車の改札口
 

出口
 

 各入り口にセキュリティー・チェックのための金属探知機がある。飛行場のように中を通らないといけない。ガードマンがいて監視しているのだが、探知機が反応しても何もしない。ほとんどの人が反応してるので、かまっていられないのだろう。


サイアムスクエアはセキュリティーチェックを通って入る
 

ファラムポーン駅とは別物の散髪屋
 

 デパートの内装は個性的だ。日本のデパートとは違う。土地が日本より安いから空間を贅沢に使えるのかもしれない。


サイアムスクエアのデパート
 


日本のデパートは負けているのでは?
 

大和デパートは間違いなく負けている
 


時間はお昼頃だったが
 

人が少ないように感じた
 

 タイのデパートにも食堂の集まった階がある。日本と同じだ。お昼時だったのでタイの料理を探した。ところが見つからない。海外のレストランばっかり。特に多かったのが日本のレストランだった。


寺岡餃子
 

牛 角
 

寿司でん
 


らーめん亀王
 

やよい軒
 

天丼てんや
 


かつや
 

大戸屋
 

吉野家
 

 大戸屋に吉野家、8番ラーメンに出会えるとは思っていなかった。タイで一番高級なデパートに入っている。笑ってしまった。


8番ラーメン
 

トムヤムクンらーめんが105B(約350円)
 

 8番ラーメンのメニューにトム・ヤン・クンラーメンがある。値段は日本円で350円ぐらい。気になったが食べなかった。ここまで来て8番ラーメンはない。


タイ料理のお店がなかったので近くのフード・コートへ
 

 タイ料理を食べるためにデパートを出た。歩き回っているうちにフード・コートを見つける。細長くカーブしているフード・コートはパス。その先にあった清潔そうなフード・コートに入った。


清潔そうなここに入る
 

こじんまりしたお店
 

 東南アジアの共通の食べ物にチキン・ライスがある。マレーシアでは探すのに苦労した。揚げたのはあったがボイルしたものがなかったのだ。
 ここにはどちらもある。さらに両方入っているミックス・チキン・ライスがあった。それを注文する。


ナイフやフォークは上の湯で消毒するようだ
 

ミックス・チキン・ライス(フライとボイル)
 

 ナイフやスプーン、箸入れの上にお湯の入ったポットがある。ここで消毒するらしい。ベトナム(ハノイ)ではお湯の代わりに紙が置いてあった。ナフキンだと思っていた。実はそれで箸を拭いて(消毒して?)から使うのだった。それを知ったのは3日後だった。


細い路地にもお店が並ぶ
 

 「ジム・トンプソンの家」はサイアム・スクエアの近くにある。歩いて10分はかからない。
 ジム・トンプソンはタイに移り住んだアメリカ人の建築家である。絹の取引で財をなした。60歳で謎の失踪をして、未だに謎のままらしい。


「ジム・トンプソンの家」に寄る
 

入り口にあるカフェ
 

 国別に分けてガイドがつく。そのために30分ほど待たされた。集まった日本人は10名ほどだった。


ここで時間とグループ(国別)が決まる
 

室内は撮影禁止なので外観だけ
 

 東南アジアはどの国も路上で商売をするのが上手だ。ちょっとした広場があれば何処ででも商売をする。広場がなければリアカーでやるし、自転車でもやる。


側溝の上だけで商売が出来る究極のレストラン
 

 サイアム・スクエアの西側にはマーケットが広がる。露天ではなく屋根がある。ここは海外の観光客より地元タイ人の方が多かった。


サイアムスクエアに戻るが
 

このスタイルだけは食欲がわかない
 

 マレーシアで飲んで以来、ココナッツジュースが大好きになった。タイでも目の前でココナッツに穴を空けてくれる。鉈で穴を空けるのだが堅いのでかなりの力を要するようだ。


ココナッツ・ジュース
 

中は甘いジュースがたっぷり(50B)
 

 帰りのトゥクトゥクは一発で決まった。「カオサン・ロード、ハウマッチ?」「ツゥーハンドレッド」「オーケー」。
 若い運チャンなので飛ばす。トゥクトゥクは横転しやすいし、横転したら道路に投げ出される。後ろは何もないので追突されたら、体で受けるしかない。シートベルトを探したが、ついていなかった。


トゥクトゥクでホテルへ戻る(200B)
 

カオサン通りは他とは違った雰囲気がある
 

 カオサン通りの北側に平行している通りのほうが賑やかだ。レストランも大きいし洗練されている。
 ディナーに何を食べたのか思い出せない。写真を失敗してしまい真っ赤なものが写っていた。形はフライド・チキンのようだ。


何故東洋系がいないのか謎だ
 

まずは水分補給
 

 毎晩、コンビニ(セブン・イレブン)で缶ビールを仕入れていく。一度だけつまみを買ったがまずかった。以後、買うのはやめた。ビールだけ飲んでいた。