笈 破



笈破峠近くの石仏 

所在地飛騨市神岡町笈破
アプローチ国道41号線神岡町牧
登山口標高320m
標   高890m
標高差単純570m
沿面距離片道3.5Km(GPSデータより)
登山日2017年11月4日
天 候
同行者山岸、洋平、中嶋(大)、中嶋(勢)、堀岡
コースタイム
 
牧(2時間55分)笈破<休憩1時間50分>(1時間20分)牧
登り2時間55分+降り1時間20分=歩行4時間15分
+休憩1時間50分=合計6時間5分


 6人中、4人が県外からの参加で、雨だからといって簡単に中止にできない。9時15分、雨具を着て出発


国道41号線脇にあるヘッド・タンクと導水管
 

 謎の池まで行きたかったが夕方から富山で飲み会があって時間が足りなかった。


謎の池(2014年11月30日) ←興味のある方はクリック
 


漆山地域公民館 使われる事があるのか?
 

藪道に入る
 

 富山県境に近い神岡町に大津山、茂住、漆山の3校の小中学校があった。毎年1回、「3校球技大会」と称するイベントがあった。
 小学生がソフトボール、中学生は女子がバレーボールで男子が野球だった。会場は持ち回りだったので漆山小中学校でも開かれた。遠征した記憶がある。


ここは漆山小中学校跡地
 

中学生時代このグランドで野球をした事があった
 

 こんな風景を眺めていると芭蕉の俳句  「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」が浮かんでくる。


発電所のヘッド・タンクと排水路
 

ヘッド・タンクと吸水口
 


雨の中を行く
 

ナメコはもう少なくなっていた
 


このあたりでナメコが採れるのは今年が最後かもしれない
 


笈破峠の石仏達 素人が作ったらしく正体不明だが左側は千手観音?
 


雨の中ターフを張ってランチ
 

ナメコとムキタケ(モクダイ)の味噌汁
 

 ランチの最中に、ものの数秒で空が真っ黒になり突風が吹いてきた。ターフを支えながら見あげた山肌から真っ白な風が吹き下ろしてきた。
 初めての経験で、一瞬、何が起こったのか分からなかった。逃げようかと(何処へ?)思ったくらい怖かった。


ムキタケ(モクダイ)
 

ヒラタケ
 

ツキヨタケ(毒)
 

 子供の頃、キノコ狩りは遊びの一種だった。ムキタケもよく採った。神岡ではムキタケの事をモクダイとよんでいた。ムキタケは煮て食べるだけじゃなく、焼いて食べるのも美味しい。
 ツキヨタケとの違いは大人から何度も教えられて体が覚えている。違いがよく分からない方はご注意を。


この後富山で宴会が待っているので早々に帰路につく
 

 夕方から富山駅北オーバードホールの一角で宴会。主賓は名古屋から駆けつけた先代池ノ平小屋管理人の菊池さんだ。
 日頃会えない友人たちが集まった。自慢話や失敗談が飛び交ういつもの風景。楽しいひとときを設けてくれた菊池さんと幹事の岩城に感謝。