小佐波御前山



猿倉神社

標 高754m 登山口(270m)
所在地富山市(旧大沢野町)
猿倉山公園 アプローチ富山市内から41号線を南下して猿倉駐車場へ
登山口標高270m
標   高754m
標 高 差単純484m 累積登り530m 降り△45m
沿面距離往復9Km
登山日2017年1月1日
天 候晴れ後曇り
同行者登り単独 降り洋平
参考コースタイム
富山県の山(山と渓谷社)
駐車場(1時間10分)御前山(1時間10分)小佐波御前山
(45分)御前山(55分)駐車場
登り2時間20分+降り1時間40分=歩行4時間
コースタイム駐車場(45分)御前山(55分)小佐波御前山<休憩50分>
(10分)見晴台<休憩10分>(15分)御前山(30分)駐車場
登り1時間40分+降り55分=歩行2時間35分
+休憩1時間=合計3時間35分



恒例の元旦小佐波御前山登山
 

 恒例の元旦登山は今年も小佐波御前山。近くにあって、手頃な山である。頂上近くに、きれいな避難小屋があるので、少しぐらい降られても、昼食(宴会?)場所には困らない。


駐車場に雪がない
 

駐車場と神通川第三ダム
 

 雪は少なそうだが、前週(12月25日)の白木峰は、つぼ足で酷い目に遭った。スノーシューズを持ち込む。
 駐車場に車が数台停まっていた。何人か登山者がいるようだ。


富山平野には日が当たっている
 

 いままで、素通りしていた猿倉神社にお参りする。最近、幸せを祈らなくなった。達成されるとそれが普通になって、さらにその上を祈る。切りがない。いつまでたっても満足することが出来ない。普通でいい。不幸せにならないことだけを祈るようになった。


猿倉神社へ珍しく参拝する
 

幸福を祈ると切りがない 不幸にならないことだけを祈る
 

 猿倉山に建っている「風の塔」は動かなくなって久しい。風力発電で、夜には明かりが灯もっていた。世界が希望に満ちているように感じられた塔だった。
 今は灯が消えて、展望台としての機能しか残っていない。今の世の中を象徴しているようで寂しい。


今は動いていない風の塔 「大きな古時計」みたい
 

御前山へまっすぐ続く102段の階段
 


御前山から反射板までの車道
 

反射板から登山道に入る
 

 御前山から雪道となってきて、ぬかるみから解放される。踏み跡がなければ最高なのだが、1人だけのためにある山ではない。トレースをたどる。


スノーシューズを持ち込んだが出番はなかった
 

頂上の祠 何が祭られているのか不明
 

 登っているときに2パーティー(3人)とすれ違った。上にはまだ2パーティー(2人)が、いるとのこと。誰かいると思うと登るのが楽しい。
 結果、頂上手前で1人とすれ違い、1人は今生津のほうへ降っていったようで誰もいなかった。


頂上から5分(150m)の広場
 

 避難小屋は雨漏りで屋根にブルーシートがかけられていた。部屋の中も広い方の板の間にブルーシートが敷かれている。
 広場に戻り、1人でランチ・タイム。ベンチに積もった20cm程の雪を除けてテーブルを作る。


避難小屋は雨漏りでブルーシートがかけられていた
 

 最近のお気に入りのメニューは袋麺やカップ麺じゃなく、生麺の鍋焼きうどん。ネギとカマボコと生卵と天ぷらを持ち込む。本日は乾麺の讃岐うどんを茹でて持ってきた。正月だからというわけではないが鰹節とトウガラシも持ち込んだ。


ベンチの一つを除雪してランチタイム
 

今日もしつこく鍋焼きうどん
 


この鍋はもうやめよう 山に似合わない
 

 13時20分、頂上を後にする。小屋のドアが開いていたのを思い出して、いったん戻って閉めてきた。空いていると雪が吹き込むと思う。雨漏りと何か関係があるのだろうか?
 途中の展望台に洋平がいた。今年は来客で一緒に登れなかった。猿倉神社参拝のついでに、この展望台までコーヒーを飲むために登ってきたとのこと。
 頂上に未練はないらしく、一緒に降った。2017年の山歩記(やまあるき)が始まった。


一瞬、かすかに虹が現れた 元旦の虹は縁起がいいのか?