二子山縦走 |
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所在地 | 富山市大山町 |
アプローチ | 福沢から黒川を南下して小坂部落 |
登山口標高 | 300m |
標高 | 761m(割谷山) |
標高差 | 単純461m 累計600m |
沿面距離 | 5.4Km |
登山日 | 2018年3月3日 |
天 候 | 晴れ |
同行者 | 洋平、堀岡 |
コースタイム | 登山口(50分)584mピーク<休憩5分>(40分)日尾双嶺山<休憩10分>(20分)割谷山<休憩2時間10分>(50分)二子山本峰(15分)二子山西峰<休憩10分>(15分)二子山本峰(1時間10分)登山口 歩行4時間20分+休憩2時間35分=合計6時間55分 |
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温めていた二子山の縦走。早く行かないと雪が消えてしまう。久しぶりの晴マークの前日、山行きの誘いが入る。単独予定が3名になった。 |
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8時にアルビスで待ち合わせて福沢から黒川に入る。この道はなんとなくイメージが暗くて好きになれない。 この道は桧峠(ゲイトがあって先へは入れない)を越えると長棟川に入る。私の本籍がある長棟集落跡へ出られる。大津山から茂住へも抜けられる道で行き止まりではない。だが閉塞感が拭えない。 |
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小坂集落あたりは道路が広い。さらに登山口近くは駐車しやすいように除雪されている。二子山登山者のためか? 登山口でスノーシューズを履いているときに2台の車が停まった。登山者だった。当然のように山の話になる。二子山は神社から取り付いて周遊したことがあるとの事。今回は薄波山へ行くと言う。話し込める時間でも場所でもなくそのまま別れてしまった。もっと山の話が出来たらよかった。 |
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登山道には古いトレースと今朝の新しいトレースがあった。新しいトレースは沢の左岸をそのままたどって行ったようだ。 最後は行き詰まって右岸に戻って来ていた。夏道を知らない人たちのようだ。 |
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つい、何気にそのトレースをたどってしまう。だが、たどっているうちに違和感を感じた。何か変だ。そのトレースをはずれて右へコースを変えた。 彼らは二子山の西にある451mピークを巻いていってしまったようだ。「人のトレースを信じたらダメ」というのは雪山の鉄則だった。 |
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標高400mから450mあたりにはなだらかな広い杉の植林地となっている。以前は田があったようで石垣が何段にも連なっている。 小さな沢がいくつも走っているうえに杉が視界を遮り、方向が定まらない。GPSと地図と磁石で方向を定めながら行く。 |
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なんとか予定していた尾根を見つけて登る。地図では普通の尾根なのに実際は細尾根だった。よくあることだ。細かいところは地図では分からない。 |
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朝方会った登山者が言っていた小坂から500mほど南にある神社から取り付けば、この細尾根を使わずに分かりやすく日尾双嶺に登れたようだ。 小坂から登る事ばかり考えていてミスチョイスをしたようだ。次回があれば神社から登る。 |
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584mピークから少し降ったコルから日尾双嶺を目指す。40度を越す急登。11時30分、日尾双嶺の頂上に立つ。 |
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日尾双嶺山から割谷山は指呼の間。20分で割谷山の頂上に出た。割谷山からの南西方向は視界がいい。東側と北側が刈開けてないのがちょっと残念。立山連峰は見えなかった。 |
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割谷山が今回の最高地点で最奥地点。時間は12時。ここでランチタイムとする。安心したのか時間を忘れてしまった。ここで2時間以上を過ごす。14時10分、割谷山を後にする。 |
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二子山へ向けて降ると、地図に載っていない林道に出た。二子山の方に続いている。いったん沢まで降って、登り返す予定だったが、これをたどることにする。 |
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林道は日尾双嶺と二子山の間のコルから熊野川の方へ降っていた。そのコルから林道を離れて二子山を目指す。 コルに古いトレースがあった。二子山を巻いて降りていったようで頂上にトレースはなかった。 |
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二子山本峰は広い頂上を持っている。ただそれだけで何もない。西峰に向かう。いったん降って登り返す。西峰の方が視界がいい。 |
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北側に富山平野が広がる。西側には小佐波御前山。南側には猪谷の大高山やキラズ山が続く。遠くは漆山岳やソンボ山までのぞめる。東方には言わずもがなの立山連峰。 |
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西峰から真っ直ぐ降る予定だったが雪が少なくて断念する。ちょっと残念。だが本峰の登山道は使っていない。トレースは重複しない。いいだろう。 |
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積雪期の二子山は以外と分かりにくいので注意が必要だ。初登(2003年1月)のとき迷いまくった。(新庄耕作さん達と偶然いっしょだった) |
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16時50分、登山口に戻る。割谷山の頂上で時間を取り過ぎたようだ。温泉に入る時間もなく解散。関係ないが今日はひな祭。 |
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